【日記】久しぶりの映画館。
久しぶりの投稿となってしまいました。
またボチボチ再開します。
よろしくお願いいたします。
「いきなりこれかい」、みたいな話題ですみません。
2024年2月17日。土曜日。
数十年ぶりに日本の映画館に行った。
映画『PERFECT DAYS』の新聞広告を見てから気になっていた。
Amazonプライムを待つつもりだった。
でもYouTubeでの監督のインタビューを聞いているうちに、「何を待っているのかな」と自問。
「今日観れば明日からの生き方が変わるかもよ」。大げさだけど。
じゃあ、1人で行ってみよう。
そうすれば明日はこのことを考えずに済む。
チケットがスマホで、それも座席指定までできた。
シニア割引、それも60歳からと、あるではないか。
65歳まではシニアの中では嬉しくない年齢の気がしていたので、ちょっと幸せ。
映画館の入り口はもっと目立つかと思っていた。
このエレベーターに乗って大丈夫かな。
迷いながらも何とか着いた。
ポップコーンを食べよっと。ふふ。
メニューや列の前の人を見るが、何を注文しているのかよくわからない。
ならいっそ、ドリンクとセットにすれば。
全て聞かれるがまま。
キャラメルポップコーンにバターもかけてもらう。
アイスラッテと言ったら120円追加と言われて、あっさりジンジャエールに変更。
妙にせこい。
出てきたポップコーンのカップが、直径20cmくらいか、洗面器に近づく大きさだった。
。。一瞬、目が点になったと思う。
日本サイズだろうと思っていたら、
映画館のドリンクとポップコーンは例外であった。
大きなピザのスライスみたいな形のトレイがまたよくできている。
椅子の左側にそのトレイの重いドリンクの部分を差し込んでそこを中心軸に回転させるとちょうど膝の上にトレイがくる寸法。
右側に載っているポップコーンは軽いから絶対落ちない。
こんなことみんな知っていることなのかもしれないが、感激した。
本題の映画。
シンプルな生活の繰り返しに時々、出来事。
ストイックな生活かと思えるが、毎朝自販機で缶コーヒーを買ったり、毎晩のように一杯飲み屋さんに行くのだから節約型で慎ましいのともまた違う。
小さな喜びにじんわりと笑顔をにじませている。
自分で選んだこの生活と自由に対する心の余裕を感じる。
いくつか私の生活と似ているところがあった。
布団を畳んで隅に置いているところ。
洗面所の代わりに台所のシンクを使うところ。
階段を常に行き来するところ。
本がたくさん並んでいるところ。
玄関にいつも持って出るものを置いているところ。
寝る前に本を読んでいるうちに、だんだん本が重くなってくるところ。
。。。
でも私の場合は、あんな風にかっこよく見えない。
安心したのは、ミニマリストと思っていたのに、一階の一部屋には段ボールのままの荷物がぎゅうぎゅうに詰まっていたところ。
私の押入れと似ている。
主人公役の役所広司さんの演技をしっかり観たのは初めてだったけれど、
かっこいいなあと思った。
ポップコーンは完食して満足感と満腹感。
そして、ポップコーンにはやっぱりソーダでよかった。
いきなりこんなお話で失礼しました。
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