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(日記)母のご褒美にあやかった。

2023年4月25日。火曜日。曇りのち雨。肌寒い。

母の付き添いで市内の療法院へ。
先生に「先のこと心配するのは時間がもったいないから、楽しいことせな。景色のいいところで、お茶でもして帰って」という処方箋(?)をもらった。
自分もそうしたいなあと思っていたのだが、探す気力も体力もなかった。
改札を出て、いつもとは別の出口から、駅ビルの中で食事をすることにした。
体に優しい食事を出すお店。
31品目食べたことになるらしい。

その隣はコーヒーショップで、壁の部分はガラス窓。
外に向かって座るカウンター席が見えた。
ちょうど2席空いていた。
母は、アメリカンにお砂糖、私はアイスカフェラッテ。
ハイチェアによじ登りながら、母も綺麗な緑や景色を楽しんでいた。
「ご飯食べてコーヒー飲んだら元気が出た」と言った。

マイナポイントを全部使ったかどうか、確認するため、切符売り場で母のICOCAカードをチェックした。
ポイントが残っていたのでチャージした。
母は事情がよくわからないまま、喜んだ。
駅を経由してよかったなあ。

「(主人に)デザートを買って帰る?」と母が切り出したので、コンビニに寄ることにした。
「今日はご馳走になったし、カードもチャージできたから、これで買って」と1000円札を私に差し出して言った。
ここは、「ありがとう」と言って受け取った。
シュークリームを一個手に取って、レジへ行こうとしたら、
「それだけ?」というので、自分用の塩豆大福とちょっと高めのモンブランを加えたら、嬉しそうだった。

帰り道、藤の花も見ることができた。
家に着くまでほとんど雨に濡れなかった。
母は晴れ女なのだ。

「食事は、済ませるから何も買ってこないで」と言った主人ではあったが、
「デザートはいらないよ、とは言ってない」と言って、
すぐにシュークリームとモンブランを平らげた。

今日すんなり行ったことは、母の日頃の行いへのご褒美なんだろうなと、思った。
あやからせてもらって、ありがとう。


雨が本降りになる前に、妹の小庭の芍薬を切ることにした。少し悩んだけど。

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