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【2024年〜1月8日×米国相場】Vol.1

<<<はじめに>>>


2024年が始まり1週間が経過しました。
新NISAも開始され、みなさまそれぞれの考えのもとS&P500やオールカントリーなどに投資されていると思います。
今週1週間の米国相場の動きをまとめましたのでご覧ください。

<<<下落相場>>>


年明け早々、米国株式は下落相場となりました。
一方で為替が円安に振れたため全体的には株安×円安で相殺しあってくれた印象です。
新NISAを新しく始められた方は早速の下落で驚かれた方もいらっしゃると思います。
(こういう時こそ初心を思い出し、慌てず変わらず無理のない範囲で保持×積立てを意識してます)

【米国株式】


S&P500・NASDAQのチャートで具体的な相場の動きについては下の画像をご確認ください。
2023年10月ごろより上昇基調が続いており、昨年の年末にはS&P500は最高値更新が期待されておりましたが、年始からは継続的な右肩下がりで一歩後退という印象です。

S&P500 年始からの動き Investing.comより引用
S&P500一年間の動き Investing.comより引用
NASDAQ 年始からの動き


【為替】


年始は141円前後でしたがマーケットが開いてからは円安に振れていき今では144円ほどで推移しております。
円安の幅としては年始と比較すると+2.5%ほどとなります。先ほども申し上げたとおり株安×円安が相殺し合って評価額としては大きな変化はありませんでした。

ドル円相場 年始からの動き Investing.comより引用


<<<要因>>>


下落相場の要因となったのは米国10年債長期金利の上昇です。年始では3.88%を下回っておりましたが、少しずつ上昇していき2024年1月8日現在では4.06%で推移しております。
基本的に金利が上がれば金利的魅力が増し、リスク資産である株式ではなく安全資産の債権にお金が集ます。その結果として株安となりました!
また、日米間の金利差がさらに開いたことでドル高・円安となり、1ドル・144円につながっております。

米国10年債 年始からの動き Investing.comより引用


【米国長期金利上昇×理由】


その理由はなんと言ってもFOMCの議事要旨が公表され、参加者の全員が「物価目標である2%が達成されるまで金利引き締めは継続する」という結論に至ったためです。
それまで市場の殆どが2024年中にはFRBは政策金利の値下げを予想しておりましたが、今回の議事要旨が公表されたことでその割合が減り、金利上昇圧力がかかったというわけです。

<<<今後>>>


今後の株価や為替、金利の動きは誰にもわかりませんのでこれまでと変わらず無理のない範囲で投資続けます。
ここで慌てて売却してしまうことや積立をやめてしまうことが一番勿体ないことです。

そして大変申し訳ないのですが、私たち夫婦の積立NISAの構成銘柄の割合を以前記事にした内容と若干変更しております。

ニッセイNASDAQ>>>44%
emaxis slim全世界株式>>>34%
emaxis slim S&P500>>>16%
SBI iシェアーズ・インド>>>3%
SBI iシェアーズ・ゴールド>>>3%

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