留学するならオーストラリアかカナダか①

留学・ワーホリ界隈の方ならもうすでにご存知の語り尽くされている話題ですが、私はオーストラリアにワーホリ、カナダへは学生→ワークビザと言うステータスですがどちらにも滞在したことがあるのでちょっと筆を取ってみようかなと思います。ただしオーストラリアは2016年、カナダは2019年〜の情報しかないのでコロナ前後でも随分様子が変わってると思うので参考程度にお願いします。




単刀直入にどちらがおすすめなの?


これはもう人、タイミング、目的において全然違う答えになるかと思うんですけど、純粋にどちらの国が楽しかったかと言われるとオーストラリアかなあ?と。*個人の感想です。
カナダは正直始めから永住目的で来てたので、遊んだり色々経験したい!と言うよりはひたすら学校と仕事に打ち込んで慎ましく暮らしておりました。ちょうどコロナ騒ぎのピークでもあったし。だから楽しい思い出が(まだ)たくさんないのかも知れない。まあ、とりあえずオーストラリアとカナダの良いとこ悪いとこ織り交ぜて挙げていこうかと思います。


(カナダと比べた)オーストラリアの長所


1.気候


何が魅力なのかと言いますと、やっぱり気候。冬も(場所にもよるけど)そんなに冷え込んだりしない。というか都市によっては冬はない(乾季・雨季)。晴れの日が多い、夏はめちゃめちゃ気温が上がったりするけど、日本の夏みたいに湿気がないから不快感は少ない。そして何より晴天の下見る海は本当に綺麗です。

ただ日本に比べると紫外線の量が半端ないそうです。ググってみたら、どうやらオーストラリア上空のオゾン層が薄いせいで紫外線の強さが日本の約5倍になるとか。その為オーストラリアは世界で最も皮膚がんの発症率が高い国の一つと言われています。天気が良いから泳ぎに行ったりバーベキューしたりと外に出る機会が多いと思いますが、日焼け対策はちゃんとした方が良さそうです。

対してカナダはと言うと、まず寒い。(当たり前)バンクーバーやトロントは言ってもそんなに寒くなることはあまりないですが、内陸の方は-15度なんて生優しい方みたいな雰囲気まで出てます。後寒いだけじゃなくて、天気もあんまり良くない。体感1週間のうち半分くらいは曇ってる気がします。特に冬。でもだからこそ夏の爽やかな天気は人をパティオに連れ出させる力があるんでしょう。


2.基本的にチップがない&税込み価格

英語圏にも関わらず(?)オーストラリアはカナダのようにチップの慣習がありません。一回だけちょっと良い感じのブラジル料理屋に行った時にチップ出す?って聞かれたことあるけど…
加えてスーパー・レストラン等の料金表示はすべて税込み価格(確か)。確かに外食は高かった記憶がありますが、カナダのように$1500のMacbookを買ったら$1,700になったり、$100の食事をしたらチップも含めて$130払ったり(州によって税率は代わります)とにかく思ったより高くついたというがっかり感が付きまとうことはありません。あと日本人にとってチップ文化は馴染みがあるものではないので気にしなくて良いと言うのは気が楽ですね。

3.最低時給が高い

これは本当です。私がいたのはもうかれこれ7年以上前の話ですが、ファームの仕事で時給$20くらい、それが毎年上がって2年後くらいには$23くらい貰ってた気がします。確かファームジョブのようにParmanentではない仕事、つまり通年で働けるわけではない場合時給が高く設定されていたはずです。ちょっとうろ覚えですみません。それでもカフェで働く子の時給が当時$17とかだった気がするので、今現在のカナダの最低時給と比べてもだいぶ高い印象です。

でも最低時給が高いというのは良いことばかりじゃなくて、ワーホリでオーストラリアに行った方ならお気づきだと思いますが、アンダーというものが存在します。特にアジア系のレストラン。英語もまだ流暢に喋れない、でも仕事が欲しい、そうなると自然と選択肢は限られてきます。オーナーもそれをわかっているから最低時給を下回る額を提示しても、収入がないよりマシ…という判断になるんですね。当時はワーホリ勢の足元を見た悪徳オーナーだなくらいにしか思わなかったのですが、今考えると最低時給が高いせいで人件費が嵩むけど、商品価格を上げると商売あがったりになってしまうので悪いと分かっていてもしょうがない…みたいな気持ちもあったのかも?いや、違法は違法なんですけど。確かに他の店に比べてやたらと値段が安いジャパレスありました。これはもう政府の政策の問題では?
因みにカナダでも普通にあり得ますが、どんなに時給が良くても仕事できないと即クビになります。


4.ネタに困らない

これは完全に私的見解なんですけど。やはり南半球は文化の違いというか、日本人からするとツッコミどころが多い。(褒めてます)
12月は向こうでは夏に当たるので、サンタの服と水着が隣同士で売られてたりします。あとスーパーに裸足で買い物に来ちゃう自然派の方にも会えます。特に話題に困らないのは動物系の話。オーストラリアって野生動物の宝庫というか、とにかく動物ネタが多い気がします。日本のニュースでも民家に大蛇出現とか上がってるの見ると大体オーストラリアですし、ちょっと田舎の方に行くと途端に野生動物のオンパレードが始まります。ヘビ・トカゲの爬虫類はその辺にいるし、野生のワニはいるし、人口の約2倍くらいいるカンガルーは道路に飛び出してくるし…とちょっと上げただけでも日本では考えられない状況に出くわします。あと今思い出したけど、ハエ。窓を5分でも開けていようもんなら家中ハエだらけになります。もちろんこれはファームジョブとかあるくらいの郊外の話ですのでご心配なく!でもこの非現実感が海外に来た、という実感を湧かせてくれるのかも..
もし爬虫類、虫が大の苦手!!!という方、これが丸々Disadvantageになりますので残念ですがオーストラリアは全くオススメしません。


残念ながら私はカナダはトロントしかまだ住んだことがないので、カルガリーとか自然の多い場所に行ったらカナダでもまた動物ネタが見つかるかも知れないですね!

結論、次回に続く(笑)

すみません、思ったことつらつら書いていたら意外と長くなってしまったので次に続きます。次回はオーストラリアと比較したカナダの良いところを書き殴っていく予定です。それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?