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日薬について

日薬、日にち薬。

大阪でよく使用される言葉。
『時間が薬の役目をする』

日薬について、初めて見たとき、
目薬と間違えた。

よくよく見ると、『日薬』だった。
日日薬と書く説もあるらしい。

日にち薬とは、
「時間が経てば治ります。
すぐには治らないけれど、時間がかかります。」
そういう意味の言葉で、大阪の病院ではよく耳にするらしい。
と書いてあった。


私も、
「時間が解決する」や、
「時間が傷を癒やしてくれる」
という考え方は好きだ。


すぐには解決できなかったとしても。

長い目で見れば、、
確実に昔の失態や悪い出来事は時間が経てば薄れていく。

遠い彼方へと消えていく…というと
言い過ぎかもしれないけれど。

「時間が経てば、笑い話に変わっていく。」という言葉もよく使われる。


年を重ねるにつれて、
「『日薬』の考えは、的を得たことを言ってるな。」
と思えるようになった。

山口百恵さんの『秋桜』という曲のなかで

「明日嫁ぐ私に苦労はしても、
笑い話に時が変えるよ。」
「心配要らないと、笑った。」

という歌詞があったのを思い出しました。↓↓


私もこの曲は好きでしたが、
母がよく歌っていたなぁと
感慨深く、思い出します。

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