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幸せのカタチ

親友から妊娠の報告の連絡があった。
とても嬉しかった。
心から喜んだ。

だけど、心のどこかモヤモヤしていた。


私は、少し前に不妊治療をしていた。
子どもは授かれず、夫婦仲も最悪で離婚も考えた。

ふと、その頃を思い出し、
なぜ、あんなに必死になって子どもが欲しかったのだろうか、
なぜ、結婚の次は子ども!と焦っていたのだろうか

周りのもっているものを「私も!」と必死に、
そして無意識に追いかけている自分に気づいた。

彼氏がいる、いない
結婚している、していない
子どもがいる、いない

あるかないかで、幸せの基準値を決めている私たち。
人の幸せは目にみえるものだけでは判断できるものではない
だが、そういう目にみえるものでしか人の幸せは判断しにくいのかもしれない。

今の時代、SNSに様々な人たちの
キラキラした日常が溢れている。

芸能人やインスタグラマー、そして身近な友人たち。

みんな、自分のもっているものを他人に共有することで
自分の存在価値を見出し、満たしているのかもしれない。

私の年齢は29歳
結婚し、子どもが2・3人いる友人が大半を占めている。

もちろん、結婚していない、彼氏もいない友人もいる。

私自身、その友人に対して、マウントをとるような言動もあったと思う。

誰しも、どこか他人と比べ、無意識に、幸せとは全てを手に入れる
ことだと思ってしまっている。

彼氏がいなくても
結婚していなくても
子どもがいなくても
幸せなはずなのに。

現に、幸せに生きている人もいて、けどそれを、自分の幸せの基準に合わせて
フィルターをかけてみている。


まずは、今ある幸せに目を向け、大切にする。
旦那さんと健康に日々を過ごしていること
毎日一緒に寝られること
仕事に対して前向きに取り組めること
その全てが幸せということ

幸せは、カタチに囚われてはいけない。

そう気づけたら、人生がより豊かになるのかもしれない。



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