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もしそうだとしたら、わたしの冷たいこころは変わりますか?

いつも自分から離れていった
傷つきたくなかったし
嫌われるのが怖いから

非公開の扉を押すほどの勇気もないし
嫌われてもいいなんて
思える結論も持てやしない

自分を好きになるなんて
どこかで聞いた魔法みたいな感情で
自分も変わりたいと思ってみても
どこかで刷り込んだセオリーを
どこかで見た抽象画の様な言葉で
今日もただ埋め尽くすだけ

さみしかった気持ちを閉じ込めて
傷つきたくないだけの言い訳で
だれかが欲しいだけだとしたら
出会いの予感に冷めた愛をつぎ込める

そんな自分らしくない愛のかたちを
ただがむしゃらに追い求めてみても
気の利いた恋の言葉は
いつだって後悔の前には綴れない

微笑んで見つめてくれたあなたと
響き合い結び合える様に
意地を張らずに認め合って過ごして行けるなら

切なくて情け無いわたしの気持ちも
かばうことなく
冷たくて傲慢で大嫌いなわたしの気持ちとも
たたかわずに済むならば

溢れるくらいに
たくさんのありがとうを
自分らしいセリフで綴ってみれば
すてきな魔法が一日中つかえるよって
教えてくれたあなたの言葉を信じるだけ

眠れない夜に
あのときのあなたの言葉を
わたしだけのnoteに書き出せば
負けないでいられる様に
もう一度あなたと向き合える

消してはうち直す文字を追いながら
わかっている気だったたくさんのことが
もう一度わからなくなってしまったとしても

いままで冷たかったわたしのこころを
あたたかい言葉であふれていた
33.5km先で過ごした想い出に
やさしく導いてくれるなら・・・

あの街で過ごした週末も
きっとまた好きになれるはず

そうだとしたら
思い出のプロローグで閉じていた
今日までのわたしの冷たいこころは
すてきな魔法で新しい景色に変わりますか?


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