エスプレッソは苦い味

あけましておめでとうございます。
2024年のスタートは日本にとってなんだか重苦しいものになってしまったような、、 

地震で被災された方に心よりお見舞いを申し上げたいと思う。

話は変わって、私のお仕事に。
私事ながら11月に異動となり、少〜しだけ前より規模の大きな環境で日々仕事を頑張っている。ほんのほんの少しだけ出世的な異動といっていいらしい(他人談)。
自分の中ではそろそろ異動かな?と思っていたタイミングにバチっとハマる異動だったのでどちらかというとワクワク大きめの異動となった。が、息つく暇もなく年末の準備をしていかなければならない、その観点でいえばある種きついタイミングでの着任となってしまった。
それに前回とまったく違うタイプの上司である。でもまあ、社会人をやってく上で柔軟にそのタイプに合わせていくことは必要なので特に深くは気にしてはいない。ざっくり言えば前は要領よくメリハリがあり、仕事をあまり貯めず荷物や在庫をあまり溜めない感じで、今回はデータや数字をしっかり管理して緻密な部分はある分、その他が大雑把で荷物や物量多めで整理はあまりしないかなという感じである。

異動後、拍車がかかるように仕事後のドトールが日課になった。多い時は週5くらいで行っている。恐らく、店員は自分の顔を認知しているだろう。なんせ決まった時間にだいたい同じ服装の存在感が薄そうな疲れ気味社会人が同じコーヒーを頼みに来るのだから。
すっかりドトールのカードも財布のポールポジションを確保している。

基本的にはブレンドコーヒーのMサイズを頼むのだが、週に1回くらい違うものが飲みたくなる。他の日はあまり目にやらないメニュー表に目をやり、この時期ココアや抹茶ラテを頼んでしまう。
だが、先日何を思ったのか同じように目をやったメニュー表からエスプレッソを頼んだ。

いつもその時の気分に応じてミルクや砂糖は適宜手に取るのだが、どういうわけかその日は何も取らずそのまま席に戻った。

ルーティンのように音楽を聴きながら作業に。カップを手に取り、一口飲むとおや?ほんのり苦いぞ??と。
これが大人の味というやつなのか、きょうの一杯は息抜きの、仕事終わりに一息つくほっとするやつなのか?
嫌いな飲めない苦さではないのだが、その感覚は日本酒とか焼酎を初めて飲んだ時のそれに似ていた気がする。エスプレッソは人生で何回か飲んでいた気がするが、今回からそう感じたのはなぜだろうか。
正解の出ない不思議な問題に直面した辰年の始まりとなった。

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