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WEBディレクターも分析スキルは必要!?~3C分析・SWOT分析~編

今回は、ディレクターに必要なスキルの分析について、よく利用される定番フレームワークについて解説してまいります。また、実際に分析した際の感想や感じたこともまとめて見たいと思います。

弊社では、オウンドメディアを運営しておりWEBメディアのリリース前後の分析もディレクターの重要な役割となる場合も多くあります。

メディアの立ち位置はもちろん、グロースにかかせない強みや弱みの分析をしっかり行いメディア成長に活かしていく必要があります。

3C分析とは?

ウィキペディアによると「3C分析」とは、以下のとおりです。

3C分析(スリーシーぶんせき、さんシーぶんせき)とは、企業のマーケティングなどにおいて、顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の観点から市場環境を分析し、経営戦略上の課題を導く分析ツールのひとつである。元マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長でビジネス・ブレークスルー大学学長の大前研一が考案した。代理店などが重要な業界では、チャンネル(Channel)を加えて、4C分析と呼ばれることもある。
引用元:3C分析とは

つまり、市場の環境を把握し、狙うべきポイントや進むべき方向性を分析する際に利用するフレームワークです。

実際にオウンドメディアについて分析を行った際は、競合が単純なWEBメディアだけではなく、システム会社やメーカー自体などさまざまあることに気付かされることもあります。

また、名和高司さん著書の『コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法』によると、3C分析では重なりの部分に注目することで、市場のダイナミズムを洞察できるようになり、未来予測を戦略立案に活かせると解説されています。

SWOT分析とは?

同じく「SWOT分析」とは、ウィキペディアによると以下のように解説されています。

SWOT分析(-ぶんせき、SWOT analysis)とは、目標を達成するために意思決定を必要としている組織や個人のプロジェクトやベンチャービジネスなどにおいて、外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析し、事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つである。組織や個人の内外の市場環境を監視、分析している。 フォーチュン500のデータを用いて1960年代から70年代にスタンフォード大学で研究プロジェクトを導いた、アルバート・ハンフリー(英語版)により構築された。引用元:SWOT分析

つまり、SWOT分析はより具体的に社内の強み・弱みや市場の機会・脅威を把握し現状を整理するフレームワークです。

実際に分析を行った際、関係者にはできるだけ参加していただき、ディスカッションするなど工夫することで、一人では気づかない意見を集めることができます。

同じく、『コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法』によるとWO(弱みと機会のかけあわせ)弱みで機械を逃さないために改善や補完する。ST(強みと脅威のかけあわせ)強みを活かして脅威を回避するもしくは、打ち負かす部分が見落としがちになるため、注意したいところです。

また、それぞれに分類するだけでなく、そこから意味合いや打ちての仮説を立てるヒントにすることが重要となります。

スピード感をもってメディア運用するために

一般的に、3C分析やSWOT分析などはマーケティング分野の職種の方が実施し、その結果をもとにディレクターなどクリエイターが制作や施策の実施を行っている企業が多いのではないでしょうか?

弊社でもマーケティング部署にて、マーケティングを実施してますが、場合によってはディレクターが分析も担うことがあります。

ディレクターも分析手法やフレームワークを理解することで、マーケターとの意思疎通や理解が進み、スピード感をもってメディアの運用ができるようになるでしょう。

弊社では、ディレクターやマーケターはもちろん、オウンドメディア運営に興味がある方を募集しています。



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