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搾菜粥

今夜の晩ごはん、搾菜粥。土鍋に洗った生米と水を入れて火にかけ、煮たってきたら搾菜のみじん切りと鶏がらスープの素を少々入れて、あとはお米が好みの固さになるまでじっくり炊くだけ。仕上げに溶き卵を回しかけて火を止め、茹でほうれん草とトッピング用に取り分けておいた搾菜を添えてできあがり。さらりとしたお粥が好きなのでいつもは強火で一気に炊いているけれど、今日は搾菜の食感を楽しみたかったのでいつもよりやわらかめに仕上げてみた。鶏がらスープの旨みに搾菜から出たいい出汁が混ざり、とてもおいしい。ふっくらやわらかなお粥と、搾菜のこりこりした食感のコントラストも楽しい。ちょいと塩気が濃くなりそうなところを、ふわふわの卵とほうれん草がいい感じにバランスを取ってくれている。できたて熱々を土鍋から直接(なぜなら洗い物が面倒だから)食べているうちにぽかぽかになれる。ごちそうさまでした。


ここ3年ほど、お粥と言えば茶粥ばかり作っていたので、中華風のお粥はずいぶん久しぶりに食べた。今日は入れなかったけどごま油を入れてもおいしそうだし、仕上げに枝豆を散らしたら色合いもうつくしくなりそうだ。今度試してみます。


お粥と言えば……noteを始めた直後に茶粥を作った時、スキしてくださったクリエイターさんをフォローさせていただいています。

こちらで紹介されているお粥たちが、まあ、なんともおいしそうな上にうつくしい!お粥=白粥か茶粥=調子悪い時に食べるもの、という概念しか持ち合わせていなかった自分にとっては、目からウロコが雪崩のごとく流出しそうなくらいバラエティに富んだすてきなお粥たちが、ていねいなレシピと共に紹介されています。更新されるたびに「そういうのもあるのか……!」とつかの間井之頭五郎化現象(孤独のグルメ)。真似させていただきたいレシピがたくさんあるのだけれど、あまりに魅力的なものが多すぎて、記念すべき第1号をどれにしたもんかなかなか決められない。でも、近々ぜひ作ってみようと思っています。

お粥って、四季の移ろいを感じられる食べ物なんだなあ。

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