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あり合わせあんかけ海鮮タンメン

「キャラ設定盛りすぎじゃね?」みたいなタイトルだけれど、ついさっき食べ終わったラーメン、まんまこれ。今夜は寒さと空腹により、冷蔵庫の中身ですぐ使えそうな面子を集めての、時短&手抜きメニューにした。もうほんと帰り道さぶいしお腹空いたしさぶいしさぶいしさぶいし……アレすね、お腹空いてる時に寒いと、ひもじさが75%UPしません?(当社比)もう帰る道すがらずっと脳内で「ひーもーじーくて ひーもーじくーて ふーるーえーるー」って歌いながらひたすらラーメンのことばかり考えてた。あの瞬間、私世界でいちばんあなたに恋してたわ。


ということで今夜の晩ごはん、あんかけ海鮮タンメン。小鍋にスープ用の水を、中鍋にラーメン用の水を入れて火にかける。お湯が沸くまでの間、冷凍庫にて霜まみれで瀕死の重体になっていたシーフードミックスを塩水に浸けて解凍しておく。スープ用のお湯が沸いてきたら海鮮部隊をぶちこみ、創味シャンタンと料理酒、白だし(ごく少量)、味の素(思うさま)で少し濃いめに味つけする。ここにちぎったレタスと茹でブロッコリーを投入。さらに水溶き片栗粉も入れて、全体が煮立ってとろみがつくまでしっかり加熱してから、ごま油をくるっとひとまわし。このへんでラーメン用のお湯も沸いてくるので、カップ1杯分のお湯を拝借して丼をあたためておく。あとはラーメン(ロピア購入)をちょいと固めに茹であげ、十二分にあたたまった丼にぶちこみ、小鍋のスープと具材をたっぷり張る。仕上げに賞味期限切れのキムチを載せて、黒こしょうをパパッと振ったらできあがり。


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スピード勝負でばばばばっと作ったわりに、なかなかいい感じなヘルシーラーメンぶりである。やはり凝縮された森は強い。


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とろみのあるスープでくつろぐパンダちゃん、かわゆいねえ(*´ω`)デレデレ


……ごはん写真撮ってるといつも思うのだけれど、私の料理写真って絶望的にぬくもり感がないな。現実では湯気がホワホワ上がってて大変アチアチな風情なのだけれど。どうも食品サンプル的というか、平べったくてのっぺりした画ばかりが撮れてしまう。撮影者の平たい顔面が反映されているの?おいしそうに料理を撮るのって難しいとは聞くけれど、もうちょっとなんとかならんもんかな。


画像は食品サンプル的たたずまいであるものの、実際食べればあっつあつでとてもおいしい!冷凍モノからにしては上出来な海鮮出汁がばっちり出ているし、創味シャンタンのコクも、ごま油の香ばしさもいい感じだ。シーフードミックスに創味シャンタン、一年中冷蔵庫に常備してるいつものやつらだけれど、君たちは本当に偉いな……たいていの食材や調味料と相性いいし、いつ使っても安定感のあるおいしさを届けてくれるしね。今夜はとにかく暖を取りたい一心でとろみをつけたのも手伝って、とてもまろやかな海鮮中華味!もちろんラーメンとの相性は抜群、ブロッコリーの甘みにも、レタスのしゃりしゃりと爽やかな歯ごたえにもよく似合う。とろりとしたスープがたっぷり絡んだ麺をすすっていると、さっきまでプルプルふるえてたのが嘘みたいにあたたまってくる。あんかけとはありがたい存在ですなあ。ちょっと彩りが欲しかったので載せたキムチの酸味も、マイルドな海鮮中華味のいいアクセントになってくれた。ベースが塩味だから、このすっぱ辛さが楽しい味変になる。ふうふう言いながら麺も具材も食べつくし、最後までしっかり熱さをキープしていたスープも残らず飲み干すと、身体の芯からぽかぽかになった。はー……おいしかったぁ。ごちそうさまでした。



冷え込みがきつくなってくると、就寝時にねこたちが布団に潜ってくるようになる。枕元に横綱、足元に暴れん坊将軍、その反対側に女帝……という布陣に加えて、今年は先月保護したもののけ姫も加わった。私がねじれ曲線を描かないと寝れないのは辛いけれど、とてもとてもあたたかい。寒い季節のお楽しみである。


それはいいのだけれど、


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布団を敷くと真っ先に新入りがど真ん中を占拠するのは、いかがなものかと思う。

あのう……せめて右か左に寄ってはいただけないでしょうか。


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「ちょっとなにいってるかわかんない!あたしちびっこだもの!」


アハハハハハハハハ、こいつめぇ~☆

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