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kindle本出版しました。


がん宣告を受けた時に医師から説明される治療の選択肢
何が正解?
ハードルの高そうな先進医療。
つがいが、がんの宣告を受けてから陽子線治療に辿り着き治療を終えるまでに夫婦で経験した事を金銭面も含めて書き出す事で、これから前立腺がんの治療を受けられる方やご家族が、「こういう選択肢もあるんだぁ~」と、感じて頂けたら幸いです。

Wkobasanと申します。
名前の通り“おばさん”です。
なので、前立腺はありません。
医師でもありません。普通のおばさんです。

前立腺がんになられた方の本当の気持ちは私には理解することはできません。
でも、付き添う家族だからこそ見えるものがありました。

インフォームドコンセントの普及により医療行為を受ける前に、医師や看護師から“十分な説明を受けたうえで同意し治療を受ける”こととされていますが、医療知識のない人間が“がん”という大病を宣告され、気持ちが追い付いて行かない状態では正直1回や2回の担当医の話を聞き理解するのは簡単ではないと思います。
どんなに分かり易く丁寧に説明してくださっていても、そもそものスタートラインが違うので担当医との会話に高い壁がそびえる事は否めません。

先進医療とされる「粒子線治療」
2016年4月から前立腺がんの“局所性前立腺がん”のみ健康保険適用になりました。70歳以下なら3割負担です。(高額療養費制度も受けられます。)
粒子線治療は、従来の放射線治療と比較すると、ビームの集中度に加え、攻撃力も高く、ピンポイントでがん病巣をとらえることができ、正常な臓器や組織への影響を最小限に抑えられます。
体に優しく通院治療も可能、体にメスを入れる必要がないので、前立腺の周辺臓器が傷つく事を最小限に抑える事ができます。
手術による痛みや体力の減少も少ないため社会復帰が早まることでも十分メリットがある治療法と考えつがいは陽子線治療を選択しました。


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