ずっと気になっていた持ち帰り専門餃子を食べた
どうも、お久しぶりの投稿です。
noteを始めた当初の熱がすっかりと冷めてしまい、筆がのらない日々でしたが、ついにやってきたこの機会。
ここ一年ずっと気になっていた持ち帰り専門冷凍餃子「天のびろく」の餃子を入手したので、書き留めていく。
1.すべての始まりは山田さん
「天のびろく」はマツコの知らない世界という番組で、人気のお取り寄せ餃子として紹介され、その後もどこかの取り寄せ商品部門で銀賞もとっているような、餃子会の超有名店なのである。
けれど、私が「天のびろく」を知ったのは違うきっかけであった。
そのきっかけというのが、私が愛してやまない餃子店、
「山田餃子店」である。
山田餃子店は、札幌市にあり、持ち帰り専門の冷凍餃子のみを取り扱うお店である。そして私がいままで食べた餃子の頂上に君臨し続けている。
皮は厚め、もちもち。具材はパンパン、中から汁があふれ出てくるタイプの餃子である。
この山田さんについて語り始めると長くなってしまうので、今回は割愛して、次回の機会に回したいと思う。
さて、私はこの山田餃子の店主さんにとても不躾な質問をしたのだった。
「あなたが一番おいしいと思う餃子屋さんはどこですか?」 と。
だってこんなに美味しい餃子を作る人が美味しいと思う餃子は、絶対美味しいに違いないし、さらに上を知りたくなるのが人間の性というもの・・・。
その山田さんが教えてくれたのが、今回購入した「天のびろく」だった。
2.「天のびろく」について
以前は製造所で直販も行っており、焼き餃子も持ち帰れたようだが、19年より直販も持ち帰りも閉店してしまったようだ。
製造所は千歳市にある。
実は以前、一度だけ「天のびろく」の餃子を食べたことがある。
製造所の直販はしていないが、ネット通販、特定のお店(セブン、スーパー)、特定の飲食店で販売をしている。
以前食べたのは、千歳のカレー屋「カレーのちから」に訪れたときのこと。
名前に惹かれて入ったお店の、トッピングメニューに「天のびろく」の餃子の文字が・・・!
もちろんトッピングした。カレーに餃子。超満腹である。
ここで一度「天のびろく」の力量はなんとなく知ることが出来たのだけれど、カレールーがついていたから、しっかりと餃子自体の実力を測りきれなかったことが、ずっと私の中で気がかりであった。
そして今回、ついに千歳市内のセブンイレブンで、餃子そのものを手に入れるに至ったのだった。
3.いざ実食
今回は、プレーンと十勝マッシュの2品を購入。十勝マッシュ大好きー。
見た目はどちらも同じに見える。
焼いてみると、生地の色に違いが出てきた。
上の4個がプレーン、下の4個が十勝マッシュ。
一口食べると、肉汁がジュワッと。小籠包かな?
しかしここまでは山田餃子ももちろん負けていない。
皮は薄いけれど、もちもち。皮を感じないで具を飲んでいるような錯覚にも陥る。皮の薄さは山田との大きな違い。
味は、案外さっぱり、あっさり。プレーンはニラの味が効いているものの、あっさりめに感じる。
期待の十勝マッシュは、しっかりとマッシュを感じる。これはマッシュルーム嫌いは食べれないレベル。香るではなく、突き抜ける感じ。
総論、おいしい。
美味しいけれど、
私は山田餃子の方が好きだなぁ。
4.人の好みは人それぞれ
人の好みは、まさに十人十色。
私は現在、総合食品卸の会社に勤めているのだが、まさにこれに直面する。
案内した商品を美味しいと言ってくれる人から、イマイチだという人まで様々である。(イマイチなときに、これならあそこのあれが美味しい、あれはあそこのお店が・・・とはじまると何とも困ってしまう。私もこの商品を心から美味しいとは思っていないけれど、美味しいものだけを売って生きていくことはできないの、美味しくなくてごめんなさいね、という感じで。私も悲しい。)
今回食べた「天のびろく」もとても美味しかった。ネット通販で気軽に買うことができるし、十勝マッシュを使ってくれているところも、とても好ましい。
しかし私は私なので、自分にとっては山田餃子店の餃子がより好みだったということ。
今回の山田餃子店の春の新作「菜の花とほたて」も最高だったなぁ。
リピートはしないけれど、着眼点、色味の美しさ、珍しさ、素晴らしい。
山田餃子店の案件のような記事になってしまったけれど、味も見た目も、お店のスタンスも好きなので、ついつい偏った感想になってしまった。
これからも山田さんを超す存在を、探し求めていきたいと思う。
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