今回は「J/TPS-102」について見て行きましょう。

「J/TPS-102」:　航空自衛隊で運用されている3次元レーダー装置です。1992年から2000年にかけて日本電気によって製造されました。

主な特徴

• Lバンド（NATOではDバンド）

• 移動式

• アクティブ・フェーズド・アレイ・アンテナ

• 360度カバー

• 最大探知距離：400km

• 最大高度：30km

• 目標同時処理能力：100

用途

• 航空警戒管制

• 戦闘機管制

• 領空監視

配備

• 北部航空警戒管制団 第1移動警戒隊（千歳基地）

• 中部航空警戒管制団 第2移動警戒隊（入間基地）

• 西部航空警戒管制団 第3移動警戒隊（春日基地）

• 南西航空警戒管制団 第4移動警戒隊（那覇基地）

• 第53警戒隊与那国分遣班（与那国駐屯地）

J/TPS-102は、航空自衛隊の防空システムにおいて重要な役割を果たしています。

参考：↓
資料室＃18： 「航空自衛隊 背振山分屯基地　　電子情報収集」　　＜ー　自衛隊の中国情報収集｜武器商人秘書：オリガの資料室 (note.com)