「何かに没頭できるものを作る。」

私は小さい頃は学校の授業(椅子に座ってみんなと一緒に勉強する)で集中できないタイプの人間で、今でも苦手意識は抜けていません。

 ただ、工場で現場に動くものを見ながら考えたり、人と話したりして答えを導き出したりする経験をしてからは、勉強のやり方は1つじゃないんだと経験することができました。 

他人にとっては、やっとそんなことを気がついたのかと思われることかもしれませんが、私にとってはやっと気が付けたという感じです。 色々遠回りしたのかもしれませんが、自分が何かを覚えたり考えたりすることに没頭できるスタイルがわかった瞬間でした。 

 また、仕事では、答えは1つではなく、答えとなる範囲が存在する。そしてその範囲の中に収めることができれば、その中でコントロールすることができれば、自分の思うように仕事のペースであったり、内容を変えて検討することができることも知りました。世の中には受け入れられる範囲を知ることで、こんなにも自由になれるのかと実感しました。

 人間は、一生涯のうちに没頭できるものは何度やってくるのだろうか、毎日の生活の中での鍛錬の結果、没頭できる癖をつけれるのかもしれない。 

 私は仕事を転職したので自分の没頭できるのはもう少し時間がかかるかもしれないが、また新しい没頭できる境地を見つけるために毎日の仕事を取り組みたい。


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