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ほのぼの生きる  139_20230607

インナーチャイルドの声を聴く

昨日4泊5日の旅が終了した。
現地でお世話になった皆様ありがとうございました。
毎日旅行日記を書いていたので、その日にいただいたnoterさんからのコメントも励みになりました。
ありがとうございました。

今回は「夢を語る旅」と称して、自分の会いたい人に会い、一緒に夢を語ることをした。
夢が共通している人を探して旅したので、最初から説明をしなくても、ちょっと発した言葉で「わかる~」となった。

先日、私の夢の多くは語らないと書いたばかりであるが、せっかく、毎日夢のことを強く思ったから、「なんでその夢なんだろう?いつからその夢を持っていたのだろう?」ということを書いてみようと思う。

私がこうなりたいと思ったのは小学生の頃だったと思う。その時は当たり前のように、具体的にイメージができていたように思う。
でもそれはやはり夢であり、理想であり、現実社会を生きていくうちにだんだんと薄れてしまった。

チャンスが来たのは、結婚の時だった。
一回、人生がリセットされるチャンスだった。
私は遠方に嫁いだため、長年勤めた会社を辞めなくてはならず、一から職探しをすることになった。

ところがその時も現実に負けた。
これまでの経験が活かせるところ〜を優先してしまったのだ。
自分が本当にやりたいことではなく、できることを優先した。安易な方に流された。
「適職」と「天職」は違うものだ、的な内容の本を読んだ影響もあるかもしれない。

結婚当時、夫にこっちに来て何がやりたいの?と聞かれたことがある。
私は「〇〇ができたらいいんだけどな。まぁお金ないから宝くじがあたったら考えるわ」と答えた。
それは幼少期に描いていた夢をもう少し現代風にアレンジしたものだったが、初めて生活する土地で、慣れるのが先になってしまい、具体的にその土地で仕事をしているイメージがしにくかったこともある。
でも結局、私は「〇〇がやりたかった」あのころと全く変わっていなかった。

そして5年ぐらい前、やっぱりやってみたいなぁという気持ちが強くなった。その後、コロナの時代に突入してしまい、仕事を不用意に止められなくなった。

でも、私の「インナーチャイルド」はずっと叫び続けていた。
私の人生、このままで終わるの嫌だ!!早く!!助けて!!
「本当はやりたいことあるの!!それやるために今回の人生をいただいたの!!早く気づいて!!」

インナーチャイルドの声はどんどん大きくなっていった。
若い時はまだまだ人生長いのだ、遠回りしてもいつか・・・などと考えていたのかもしれない。
50歳を前にして「おいっ!まだなのか?いつになったら?」と焦ってきたんだと思う。

振り返ると私はずっと同じ夢を追ってきたように思う。
すぐに手に入れられるものをなぜ手に入れてこなかったのかは自分でもよく分からない。
その夢が本当に自分の夢なのかどうかさえも、いまだにぼやっとしていて分からない。
でもこんなに長いこと考えている同じ夢は、一度成仏させてやらないと自分が苦しい気もしてくる。
もし万が一、違っていたら夢を修正すればよし。
とりあえず今が挑戦するときではないのかと。

これまでお金がないとできないと思っていたのだが、そういう気持ちもなくなった。
お金がないなりに始めてみればいい。
それがこれまでと大きく違うところ。
宝くじなどあてにしない。なんなら経費ゼロでもやれること考えればいいじゃんっ!って感じ。

最近になって思うのだが、今の「時代」がそうさせているのだと思う。
私が就職した30年前には、私は私が現在抱いている夢を実現できなかっただろうなと思う。
そして私がそのころその職を選んでいたら、私はきっと満足できていなかったのだと思う。
「今がちょうどいい時期」なのだ。

体力も衰退していく一方で、大した経験を積むことなく、これから挑戦しようなんて、本当にわらけてしまうのだが。
それでも、私は自分の心に素直になりたい。
「インナーチャイルド」と向き合ってみたい。
無職となった私は毎日のように「自分の心」と対話をしている。
いつか「インナーチャイルド」が満足するような結果を残せればいいと思う。

今は少しだけ具体的なイメージができている。実現した自分を「妄想」しながら、確実に現実のものにしていこうと思っている。

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