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キラキラ✨ひかる 066_20240424

「ママ」と呼びたくない姪

時々お送りしている、実家の母(ばあちゃん)と小5の姪っ子(孫)の会話シリーズ。

姪っ子が春休みに実家に泊まりに来ていた時のこと。
妹は不在。
ママ(妹)がいないときに繰り広げられる祖母と孫の会話がなかなか面白い。

姪っ子は妹のことを「ママ」と呼ぶ。

私(現在50歳)が子どもの頃、「ママ」と呼ぶ子どもはとても少なかったように思う。
田舎で育った私は当たり前のように母のことを「おかあちゃん」と呼んでいた。
時々、都会から転校してきた子が「ママ」と言っているのを聞くとなんか羨ましい気持ちになった。

私はいまだに母のことを「おかあちゃん」と呼んでいる。
中学生の頃だろうか?そろそろ「お母さん」にしたいと思っていた時期もあったが、急に呼び方を変えると母に変な風に思われる気がして、タイミングを逃してしまった。
人前では「お母さん」と呼んだりすることもあるが、ある時から「おかあちゃん」でも違和感がなくなって、今はもう人目を気にすることなく「おかあちゃん」と呼んでいる。

一方、妹や弟はとても早い時期から「お母さん」に変えていたような気がする。結婚して子どもができたら、「ばあちゃん」に変わってしまった。
よって、いまだに「おかあちゃん」を貫いているのは姉弟で私一人ということになる。

さて、今日の本題。
うちの姪っ子が甘えた声で、妹のことを「ママ~」と呼んでいるのが気になった祖母が姪っ子に尋ねた。
「お友だちはみんなお母さんのことを「ママ」って呼ぶの?」
「クラスで半分ぐらいが「ママ」、あと半分は「お母さん」とか「お母ちゃん」とか・・・」
「そうなんだ」
「〇〇ね、もうそろそろ「ママ」を卒業したい」
「え?そうなの?」
「うん、でもママが「ママ」って呼んでほしいんだって」

母も私も姪っ子の成長ぶりを喜ぶと同時に、娘の成長ぶりに気づけていない妹はダメなんじゃないか、という結論に至った。
だが、この話は妹にはしていない。
「母と娘の問題」にどこまで立ち入るべきか、母も姉の私も悩んでいる。

妹は「ママ」と呼ばれることに憧れを持っていたんだろうなぁ。なんとなくわかる。
でも、子どもが「ママは子どもっぽいから卒業したい」と言っているのを「ママはママって呼んでほしい」というのはうーん・・・

タイミングを見て、妹に話をしてみようと思う。

面白いのが「じゃあ、なんて呼びたいの?」と聞いたところ、「おかあちゃん」と答えたらしい。
そこは・・・「お母さん」じゃあないのね!(笑)

それにしても姪っ子が羨ましい。
50歳になっても「おかあちゃん」のおばちゃんはちょっとだけ恥ずかしいな。

<1年前の”ほのぼの日記”> 
うぉんのすけが投稿した記事の中で「スキ」が一番多い。
「プロフィールが書けない」というタイトルでちょっとした自己紹介をし、しばらく固定記事にしていた。
今読むと、仲良くなりたくタイプの人かもしれない。なんか面倒くさそう(笑)


タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗


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