魔法は「自分を信じる力」

「うぉんのすけおねえさん、さいきん元気ないの？だいじょうぶ？」

「あーふみおくん、こんばんは🌟」

「ぼく、おねえさんが元気がないと心配だよ。ぼくにできることある？」

「実は今日ね、うぉんのすけおねえさんのがっこうを始めてから３回目の開校日になるんだけど、だーれも遊びに来てくれないの。ふみおくんの魔法でなんとかしてくれない？」

「うん、わかった！いいよー　テクマクマヤコン・・・テクマクマヤコン・・・」

スッ、スッ、ストォーーーーーーーーーーップ！！

・・・・？？？

ちょっと想像してみて？
今、たくさんの子どもたちが遊びに来て、うぉんのすけは対応できると思う？準備できてるの？

うん？この声は？

赤ちゃんのうぉんのすけ！

「王子さま、例のあれをシャボン玉シアターでこの50のおばちゃんに見せてやってください」

「うぉんちゃん、わかりましたよ。テクマクマヤコン・・・テクマクマヤコン・・・」

そこには生まれてから、ハイハイして、立ち上がって、歩くようになって、言葉を発するようになって、いろんなお勉強をして、お友だちができて、学校に通って、自転車乗れるようになって、泣いたり笑ったり・・・
大人になってからもいろんな挫折を味わいながら、また立ち直って、自分の努力に酔いしれて、思わぬところで幸運に恵まれて・・・

50年間のうぉんのすけの人生が映し出されていました。

うぉんのすけは、夢を見つけ、それを実現するために日々を頑張っています。
急な展開で準備もまだ不十分なままがっこう（じゅくのようなもの）を開くことにしましたが、お友だちがやってきてくれないことを悲しんでいました。

今、ふみおくんの魔法を使って、お友だちが来たらどうなるでしょう？

きっとお友だちはがっかりして帰ってしまうかもしれませんね。

お友だちがうぉんのすけに期待することと、うぉんのすけがお友だちに提供できることに大きな差があるからですね。

がっかりしたお友だちがたくさんできれば、次に来てくれるお友だちはどんどんいなくなるかもしれませんね。

うぉんのすけは自分でそのことに気づきました。

「あーよかった、ふみおくんの魔法に頼らなくて」

「うぉんのすけおねえさん、お友だちこのまま来なくても元気になれる？」

「うん、元気になれるよ」

「よーかった😊」

うぉんのすけは、自分と会話をすることが大好きでした。
誰かの力を借りても、自分で納得しないと物事は上手くいきません。
もし、自分がまだまだだな・・・と思うのだったら、「まだまだ」を少しずつ「あとちょっと」にしていけばいいだけなのです。

それにしても、なぜ、急にこんなものがたりを・・・

それは毎朝noteで、おかのきんやさん作「星の王子さまと★けいこさん」を読んでいるからだよね！

この物語には、生きていくうえで、仕事をするうえで、お友だちと仲良くするうえで、誰かと素敵な恋をするうえで、とっても大事なエッセンスがたくさん詰まっています。

私は私の中の、私だけのふみおくんと毎日会話をすることで、たくさんの気づきと勇気、元気をもらっているのです。

みなさんも「自分のふみおくん」を見つけてみませんか？

（おわり）

昨日の記事で「明日は事業のことを書きます」と書きました。
この時に思い描いていた内容はもっと現実的なものでした。
昨日の記事におかのきんやさんが「スキ」を押してくださいました。
その「スキ」のアイコン（ふみおくん）を見たときに、なぜか私の頭の上に魔法がかかりました（ﾃｸﾏｸﾏﾔｺﾝ…✨）

そう！今回の魔法は、私のビジネスではなく、このnoteにかかったようです(笑)

でもおかげさまで、目が覚めたというか・・・
楽しい記事も書けました！

ありがとう、ふみおくん！

「うぉんのすけおねえさん、ちがうよ、ぼくのおかげだよ！byしろちゃん」

うふふふふふ💕

＜１年前の”ほのぼの日記”＞　
この記事のことは忘れていたなぁ。義母はすっかり元気になり、猫の話はしなくなった（笑）

タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗