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明日の種をまく 146_20240211

頑張った自分へ

今日は、通信大学の初めての単位修得試験だった。
9時から18時過ぎまで。全部で7科目。
昨日は9時から23時までほとんど試験勉強に費やした。
頑張る50歳。

運よく?足を怪我したので、どこにも行けず、何も活発にする気が起きなかったため、勉強に集中できた。
ただ・・・金曜日は怪我のために仕事を休んだので、なんだか試験勉強に充てるのが卑怯な気がして、せっかくまる1日あったのに、試験勉強をしなかったという・・・おバカなうぉんのすけであった。
まぁ、とにかく当初の予定通りに試験勉強を進め、悔いのない受験ができた。
本人としてはしっかり書いたつもりであるが、判定は教員に委ねる。


さて、今回頑張った自分を振り返り「勉強とは何か」を考えてみた。
私は中学校まで勉強が好きで成績もよかったが、高校入学と同時に挫折、勉強が嫌いになり、社会人になってからまた好きになった。

通信大学はこれで4回目。
学位をとるための4年間、修士をとるために2年間、図書館司書の資格をとるために1年間、そして現在、小学校の教員免許をとるために2年間、大方10年を費やしている。
改めて考えるとすげーな。
そして、仕事をしながらこれらの勉強をこなしてきた。
夫にいわせると「通信大学」のエキスパートらしい(笑)

人はこんな私をバカにするかもしれない。
大学生の22歳まで勉強なんて終わらせておけよ。
さぼったからじゃないの?
50歳にもなってずーっと勉強してるのおかしくない?
趣味が勉強って、どこか何かでエラーおこしたのか?

実際、私の妹弟は、こんな私を「変なお姉さん」と見ているような気がしてならない。
もっと社会で勉強すべきことあるだろうよ。
実社会における勉強は机でしなくてもいいんだよ。
姉貴はおれらより学歴があって勉強好きって言っているけど、もしかしておれらよりも「出来が悪い」んじゃないか?
なんとなくそんな風に思う時がある。

私が勉強好きなのは「勉強している自分が好きだから」なのかもしれない。
小さい時に「頑張る自分」を祖父母や両親が一生懸命褒めてくれたおかげかもしれない。
周りの人たちにも「うぉんのすけちゃんは勉強が好きだね、偉いね」と言ってもらえたからなのかもしれない。

でもいつの間にか「頑張ってもできない自分」と闘う時期がやってきて、教室で同じものを提供されているのに、理解力が追いつかず、自分のペースで勉強するとものすごく時間がかかることを知った。

先生の独自の教え方にも自分の理解に合う場合と合わない場合があり「この教え方で分からない方が悪い」みたいなバグがおこっていた。

もし、私が今の時代に高校生として生きていたら、案外、学校に行かないという選択をしていたかもしれない。
そして自分のペースで思いっきり頑張って、「やりたいこと」をちゃんと見つけて、必要に応じていい大学に入り、自分の思い描いた道をぐんぐんと進んでいたかもしれない。

実際、私の能力では3年では済まなかったかもしれないけれども、あの年齢の体力と知力、精神力があれば、もっと集中していろんなことが吸収できたかもしれないなぁと思ったりもする。

自分のやり方にこだわる時点で、私には「自閉症スペクトラム障害(ASD)」の特性が少しあったかもしれないが、それでも自分で自分の思ったとおりにちゃんと計画をこなして学習できるのであれば、時間がかかってもいいからそうした方がよかったのではないかとさえ思えてくる。

50歳になった今はこう考えるようにしている。
「私に課せられた人生の学習の量は、一生かけて自分のペースで自分の好きな方法で学べばいいのだ」
誰に強制されるわけでもない。
自分が必要と思うものに、自ら興味を持ち、学ぶ。
楽しんで勉強する。
学ぶという気持ちが大切。

私は私のペースで自分の人生に課せられた勉強をこなしている。
とっとと終わらせる人はそれはそれでいい。
勉強ばかりしてるんじゃねぇと言われたくない。
なんだこんなことも分からないのか、とも言われたくない。
あなたはあなたのペースでどうぞ。
私は今大学21歳と同じ勉強をしていますが、何か。

人と比べる必要がないのが本当に良い。
自分の理解度だけを確認すればいいから。
他人の理解度やペースなんてどうでもいい。
それが「通信教育」のいいところ。
人と競争して自分を確認しなければやる気が起きない人にはお勧めしないが、私のように「人は人、自分は自分」でやりたい人にはとってもオススメできる。
その代わり目安(マイルストーン)がないから自己管理が必要だけどね。

これでいいのだ。

私は今、頑張っている。

<1年前の”ほのぼの日記”> 
最近短歌作ってないなぁ。そろそろ作ろうかな。怪我もしたし・・・
「マイインターン」観た時の自分を思い出す。もうあれから1年か…


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。



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