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明日の種をまく 014_20230915

1つの難関突破

今日はいいことが一つあった。
乗り越えなくてはならない壁をなんとか突破できたから。

私は10月から通信大学の大学生になる予定である。
正式には書類手続きがまだ終わっておらず入学許可は得られていない。

入学の目的は「教員免許を取ること」
入学ガイダンスの書類に注意事項が書いてあった。
「教育実習を受けるにあたり、実習先の学校は自分で手配しなければなりません」
Q&Aにはこう書いてあった。
「入学には年齢制限はありませんが、年齢が高くなるほど教育実習生として受け入れる学校が少なくなります。早めに実習先を確保しておきましょう」

えー?自分で実習先を確保するの?どうやって?

困った。本当に探せるのだろうか?50歳で受け入れてくれる学校があるのだろうか?そりゃあ卒業見込みの若者が優先だよねー。

ところで、私は毎週金曜日の午後、近所の小学校で地域ボランティアとしてドリルのまるつけなどを手伝っている。
まずは学校関係者に顔を覚えてもらって、そのうち、生徒とも仲良くなって、保護者ともお話する機会を得て・・・と戦略の一つでやっている。

夫はこれを「一兎も二兎も何兎も追っている」と非難したのだが、私にはゆっくり準備をしている暇はない。やれることは何でもやる。同時進行がなんぼのもんじゃい!という勢いでいくつものことを並走しているのだ。

先週末に入学手続きの書類を準備している時に、ふとひらめいた。
そうだ!今、地域ボランティアで関わっている小学校に教育実習の受け入れを打診してみてはどうか。
おー!うぉんのすけ!ナイスアイディア!!

今週の月曜日にパートタイムの仕事を終えて、すぐに小学校に行ってみた。
教頭先生に「いつも熱心ですね~。助かっていますよ~」と声をかけていただき、さっそく「今日はご相談があって参りました」と胸の内を打ち明けた。

この教頭先生、明るくて、やる気もみなぎっていて、すっごく素敵な先生で、私はこの先生だからボランティアやってみようと思ったくらいだ。
「わかりました。校長先生にも相談してみます。もうしばらくお時間ください」と言われ、保留になっていた。

今日はその小学校から「稲刈りのボランティア」の連絡が来た。
えーい、やれることをどんどんやってみよう。
こちらのやる気を見せることが先だ!
やります!と返事をした。

そして今日は金曜日。午後から2時間ほどまるつけボランティアに参加した。
教頭先生が「今日はいいお話があります。教育実習OKです。うちで受け入れることにしましたよ」と真っ先に教えてくれた。

やったー!!

大学に入学しても実習先が決まらないとそれだけで苦労だ。あちこちの小学校に電話をかけまくってお願いしなければならないところだった。
一発了承!
これで一つ肩の荷がおりた。

入学する大学から「実習先の確保は大丈夫ですか?」と聞かれても「大丈夫です!」と胸をはって答えられる。

ひとつひとつバラバラのことをやっているようでも、結局は私の目標一つに向かって進んでいることだから、どこかで必ず関係してくるはずだ。

地域ボランティアはパートタイムの仕事を決めるよりも前から登録していたし、大学入学を決める前からの活動だ。
まさか、こんなところでこれが活きてくるとは思ってもみなかった。
すかすか、あまあまな戦略に運が味方してくれた感じ。
ありがたい。

卒業証明書などの書類も思いのほか早く整った。
来週はいよいよ入学手続き。

ひとつずつ着実に進めていこう。


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。


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