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明日の種をまく 079_20231128

旅行といえば・・・

先週末、東京を旅行した。
東京には年に数回行くことがあるが、今回は久しぶりの「旅行」だった。
前半はソロ活、後半は夫と一緒に。

私たち夫婦は凸凹コンビで好みや行動パターンが全く違う。
お互いに合わせるのは負担がかかるから、一緒にいることが少ない。
それで幸せですか?と聞かれれば、幸せである。
相手とずっと一緒にいなくてもよく、自分のことを理解したうえで尊重してくれ、困った時には助け合うことのできる夫は私にとって最高のパートナーだ。

そんな私たちは旅行計画の立て方も異なり、どちらが効率よく、疲れないか、「いい旅とは?」という主張を今日はしてみたい。

私は旅行するとき、全国チェーンのホテルを利用する。
手続きが面倒臭くなくていい。
東京ではだいたい同じホテルを利用する。
予約が取れなかった時だけ別のホテルを探すことになる。
ホテルの予約についてはほとんど時間を割くことはない。
一番効率がいいなと思うのは、道に迷うことがない、ということだ。

夫はいつも違ったホテルを利用する。
安さ重視。今回のホテル、結構いいホテルだったが、安かった。
たまには違ったホテルもいいだろう。旅行の雰囲気が味わえる。
それにしても移動が大変だった。
私は極度の方向音痴。あの重たいスーツケースをゴロゴロ引っ張って歩くのに新しい場所は疲れる。
ホテルを探すストレスは旅行の楽しみを半減させる。

今回、同窓会の会場は浅草だった。
私たちは前日、人形町のホテルに泊まっていた。
そしてその日は赤坂のホテルに泊まった。
朝、人形町から赤坂に移動し、荷物を預けた後、また別のところに行き、同窓会の前に必要な荷物を取りに行って、赤坂から浅草へ移動。
移動だけで結構時間がかかる。

同窓会ではみんな、宿泊先を取るのに苦労したと言っていた。
浅草周辺のホテルはとても高かったらしい。
同窓会の帰り、浅草から溜池山王まで約30分。銀座線で1本だった。
もしかして赤坂でも問題なかったかも。ホテルめっちゃ安かったね、と二人で喜んだ。

旅行といえば、ホテル、食事。
私はこの2つに関しては全くコダワリがない。
地元のものを食べるということもあまりしない。食に興味がないからということも関係している。
夫は逆である。できるだけ快適なホテルと珍しい食事を、時間をかけて事前リサーチする。

旅行の目的も異なる。
夫は人との出会いを大切にし、私は景色を味わう。
夫はそこに行かなければ会えない人にがんがんアポをとって、人との共有の時間を楽しむタイプ。
私はそこに行かなければ見れないものをどんどん訪れて、その空間を楽しむタイプ。

インターネットの時代がやってきて、遠く離れた人とも気軽につながることができるようになり、行ったことがない地域の景色も検索すれば写真で見ることができる。

さて、私たちの脳を活性化させ、心を動かすのはどっちだろう。

なんとなくだが、やっぱり「人」なんだろうな。

今回の旅は、たくさんの人に会い、初めての経験もたくさんした。
バランスのいい「いい旅」だった。
脳も体も疲れたのか、気分的になかなか日常に戻らない。


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。



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