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アメリカで女性初の副大統領が誕生。日本はどうなる?

バイデン大統領の就任に伴い、アメリカでは女性初の副大統領が誕生しました。米副大統領のハリス氏をはじめ、世界に目を向けると、ニュージーランドのアーダーン首相、台湾の蔡英文総統、ドイツのメルケル首相など、女性政治家の活躍が目立つようになっています。

米副大統領のハリス氏は、大統領選の勝利宣言で「女性では初の副大統領になるかもしれないが、最後ではない」と訴え、世界の女性たちを勇気づけました。
政治の分野で女性が活躍することは、多様な意見を反映させるためにも非常に大切とされていますが、残念ながら日本は「遅れている」のが現状です。

衆議院の女性議員は10人に1人

内閣府の「女性の政治参画マップ2020」によると、衆議院の女性議員比率 は9.9%で、世界190カ国中163位となっています。

参議院の女性議員比率は22.9%にとどまり、国は第5次男女共同参画基本計画の中で「2020年代の可能な限り早期に指導的地位に占める女性の割合が30%程度となるよう目指す」としていますが、その道のりはまだ遠いと言えます。

群馬県議会の女性議員は4人

私たちの暮らす群馬県の政治はどうでしょうか。群馬県議会の女性議員は現職48人のうち4人のみで、その比率は全国平均を下回っています。

県議会

市町村の女性参画状況は内閣府の「見える化マップ」で確認できます。
群馬県内にも山間部を中心に、女性議員ゼロの町村があることが分かります。
さて、皆さんのお住いの地域はどうでしょうか。
まずは身近な地域の政治から、関心を持って頂ければと思います。



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