エールfor women -女性の生涯キャリア支援プロジェクト

キャリアの先行きに何かと悩む40代50代の方々に向けて、生き方、働き方のいろいろを発信…

エールfor women -女性の生涯キャリア支援プロジェクト

キャリアの先行きに何かと悩む40代50代の方々に向けて、生き方、働き方のいろいろを発信。組織と個人、双方でのキャリアがあり、多様な働き方を見てきた二人の50代女性が綴ります。将来に迷う働く女性が、自分なりの指針やビジョンを描き、後悔しない生き方を選択してもらえたら嬉しいです。

最近の記事

40代50代 働く女性のための、 自分の「強み」の活かし方

以前「強み」を認識する方法という記事にも書いたように、 「強み」をとらえて、活かして、社外に伝える方法を見つけるを、具体的に考えてみます。 先日ある企業で、女性の社員の方々(40代、50代でした)に向けて キャリアデザインセミナーを行いました。 その中で聞かれた声は 「子供から少し手が離れたので、これからは自分のことを考えたい」 「これまで自分の強みなど考えたこともなかった」 「強みがあるとわかっても、中々職場で出すのは難しい」 というような声がありました。 たまたま上

    • 仕事捗り質もアップ!効率を求めない時間術・リーダー女性のあなたへ

      前回の記事では、役割が多い(妻、母、職場での立場など)、働く女性のための時間術として、役割葛藤についてお伝えしました。 その際の解決策として、優先順位をつけること、完璧を目指さないこと、人に頼ることなどをお伝えしました。 今回は、時間術の続きではあるのですが、仕事が捗り質もアップするリーダーのための時間術をお伝えします。 効率化よりも大事なことこれをご覧の方は、自分の仕事だけではなく、スタッフのフォローなど、まあ、 たくさんの業務を抱えていると思います。お疲れ様です。 そ

      • 40代50代働く女性のための時間術

        役割葛藤という言葉を聞いたことがありますか? 例えば、子供としての役割、親としての役割、妻としての役割、仕事での〇〇係長としての役割、地区活動での役割、コミュニティでの役割など私達は多くの役割を担っています。 それらすべての役割期待や、行うことを完璧にこなそうとすると葛藤を起こすことがあります。 明らかに時間が足りなくなるからです。 その状態を役割葛藤と呼びます。 例えば、よく知られているのは、子育て両立で悩むビジネスウーマンの葛藤です。 どちらも手抜きをしたくないため、

        • 40代50代 働く女性のための、自分の「強み」を認識する方法

          「あー、自分は何歳(いくつ)までこの会社で働くんだろう。定年が延びたのは本来ならありがたいことかもしれないけど複雑」 そんな迷いを抱えたため息を聞くことがあります。 この先には続きがあって「でも、収入がなくなるのは不安だし。自分に他に何ができるかよくわからないし」と。 みなさん、自分の強みというのは漠然とはわかっているのですが、実際、どういうシーン、役割であれば、自分の強みが活きるのか?と聞くと、うまく説明できない、自分でも曖昧、ということも多いです。 社内では役割を果

        40代50代 働く女性のための、 自分の「強み」の活かし方

          女性リーダーのための自分を労わるススメ・レジリエンス

          最近レジリエンスという言葉を良く見聞きするようになりました。 レジリエンスとは「回復力」「復元力」などと訳されます。 特にストレスやトラブルの多いビジネス分野においても、 うまく対応して立ち直ることができる「精神的回復力」として、注目を浴びています。 私はThe School of Positive Psychology認定のレジリエンス講師なんですが、 レジリエンスはトレーニングによって鍛えることができます。研修などでこれまで色んな人にレジリエンスの大切さと高め方を伝え

          女性リーダーのための自分を労わるススメ・レジリエンス

          会社にいながらできる、主体的なキャリアの築き方

          40代・50代の会社員の方は、今後の働き方に漠然とした不安や疑問を抱いている方は少なくないようです、というか多いですよね。 副業する?でも何をすればいい?本音を言えば、会社を辞めて好きなことを仕事にしたいけど、本当にうまくいく?とグルグル。 どういう選択をするかも大事なんですが、それ以前に、主体的に働くというマインドを育てておくと良いですね。 会社員と自分でビジネスをすることの違いたとえば、どんな形であれ自分で起業してみるのもありかなと考えているなら、 会社員と自分でビ

          会社にいながらできる、主体的なキャリアの築き方

          女性リーダーのための自分を労わるススメ・セルフコンパッション

          男性女性関わらず、リーダー的なポジションの方は非常に忙しい日々を送っていらっしゃいます。 そして、男性と比べて家事育児の負担が割合が高い女性もまだ多いので、日常もフル稼働している女性リーダーたち。 自分を長い間後回しにしているという人も良く見かけますね。 「あなた自身を労わってますか?」と心配になります。 部下や家族を守るためには、まずはあなた自身の心身が整っていることが大切です。 今回は労わる方法の一つ「セルフコンパッション」をご紹介します。 セルフコンパッションと

          女性リーダーのための自分を労わるススメ・セルフコンパッション

          天職にこだわらないと意外とうまくいく理由

          30代半ばの頃(まだ会社員時代)、こんなことに悩んだことがありました。 「これは私の天職なんだろうか?」 強みを活かせているとは思っていたし、それなりに評価もされていたものの、 仕事が多くて忙しいし、管理職で、スタッフのこともケアしなければいけなかったしで、全く楽しくなかったんです。正直、つらかった。 これは天職ではないのかもしれない。 天職につけばもっと仕事は楽しいんじゃないか、 でも私の天職ってなんだろう?と。 救われた言葉「天職より適職でOK」 そんな時、たまた

          天職にこだわらないと意外とうまくいく理由

          27歳で独立-判断に迷い続けたこと

          熊谷さんが「47歳で独立-選択の基準にしたこと」という記事を書かれています。 私は熊谷さんと真逆だなと思ったので、反面教師として参考になればと書いてみます。 27歳で無職。 27歳の時に、それまで勤めていた人事コンサルティング会社が閉鎖し、無職になりました。 毎日終電で帰宅する(今ならばブラックかもしれませんね)ほど忙しかったのですが、そこでの仕事にとてもやりがいを感じていたので、突然何も無くなった時には途方に暮れました。 付いていきたい!と思う人がトップを務める企業が

          40代・50代生涯キャリアを考える時、やっておくといいこと

          私は、長ーく会社員をした後、独立しました(今、10年目)。これをご覧の方には 今、会社員でこのままでいいのか?と悩んだり、年齢的に将来が不安になったりで、流行りの副業や起業を考える人も多いと思うのだけど、いきなり次のステップを決めるのではなく、ぜひ、これはやっておいて!それをしてから、将来を決めた方がいいよ、と強く思うことがあります。 私もそれをしたことで、将来や仕事への視野、自分の可能性、物事の捉え方が大きく変わりましたから。 外の世界を知ろう!将来を決めるために、やっ

          40代・50代生涯キャリアを考える時、やっておくといいこと

          自分に自信の無い女性が多いのはなぜ?

          女性活躍推進の仕事をしています。 企業や団体、自治体で働く女性のキャリア研修をしたり、 女性リーダーの育成のプロジェクトに携わらせていただいたりしています。 共通しているのが、 「自分に自信の無い女性が多い」ことです。 先日も色んな企業からリーダー候補の女性が集まり、 リーダーになるための意識醸成や今後のキャリアを考える4回シリーズの講座に登壇しました。 30名程の方がいらっしゃいましたが、 最初はほとんどの方が自信が無いと言われていました。 4回の講座の中で、自身の強み

          自分に自信の無い女性が多いのはなぜ?

          自分のキャリアの判断基準を持つ

          前回の記事の続きです。 前回の記事で、管理職として周りから見ると活躍しているように見えている人であっても、キャリアの未来に悩んでいる場合がある。というお話をしました。 彼女へコーチングさせていただいた結果、 ・これまで培ってきたスキルや強みがたくさんある ・仕事を辞めて子供との時間を増やすことは子供の為と思っていたが、子供と話してみたら「忙しく働いているお母さんがお母さんらしい」と言われた ・更に上のキャリアの打診を受けることは、後進の女性の為と思っていたが、自分にとって

          47歳で独立-選択の基準にしたこと

          10年前、25年勤めた会社を辞めて47歳で独立しました。 それなりに準備はしましたが、うまくいく確証なんて何もありません。管理職をしていましたので、もったいないと言われましたが「今、辞めないと、50代になってきっと後悔する」その恐怖が強かったのです。 私は独立しましたが、今の時代、副業OKの企業も多いので、独立するばかりが道ではないと感じます。 10年前に比べ、今は、キャリアの選択肢に関する情報や学べる機会も豊富です。 ですが、将来のキャリアを考えるときに、どうしてい

          活躍している人がキャリアに悩む

          ある管理職の女性と話しました。 企業からは、この先更に上のポジションを期待されているようで、シャキシャキと話す様子が印象的でした。 ですが、最近悩んでいるらしいのです。ご本人の許可を得て、デフォルメしてお伝えします。 ・ずっと目の前の仕事を一所懸命にやってきた。 ・管理職になるつもりも自信も無かったが、上司から「君がならなければ、後に続く人の道を閉ざす」と言われて、後輩の女性達のためにやってみようと決心した。 ・管理職になってしまえば、又やるべきことを粛々とやっているだけ

          生涯キャリア支援プロジェクト始めます

          初めまして。 女性のための生涯キャリア支援プロジェクト「エールfor women」です。 「ここまで懸命に働いてきたけど、この先どうしよう? 自分にはこれと言った強みがあるのだろうか? 転職という歳でもないし、副業も戸惑う。 まだまだ働きたいとは思う一方で、 もうこれまでのようにハードに働くのはキツイし。 もっと自分の人生も楽しみたい」 といったことで、この先の働き方・生き方に迷う女性が増えています。 あなたはいかがですか? 「なぜ、迷ってしまう

          生涯キャリア支援プロジェクト始めます