ウッキー

メーカー勤務のアラフィフ会社員です。学生時代は物理学を専攻し、何事も数学的に考える癖が…

ウッキー

メーカー勤務のアラフィフ会社員です。学生時代は物理学を専攻し、何事も数学的に考える癖があります。若い頃は、登山やクライミングを楽しんでいました。子育てや心身の不調なども含め、これまでの人生経験が少しでも誰かの役に立てればと思い、日々感じていることを書いてみます。

マガジン

  • 子どもの個性と自己肯定感を育む

    子育て経験や、自分の子どもの時の経験から、考えていることを書いています。子どもだけでなく、大人の参考にもなれば、うれしいです。

  • 悩める会社員の方へ

    働き方や生き方、仕事での悩みや、メンタルヘルスについて、感じていることを書いています。自分でもモヤモヤしていて結論がない記事もあるので、お気軽にコメントいただけたら嬉しいです。

  • 数学的視点で見てみると

    数学的な視点で書いた記事たちです。数学は嫌いで避けてきたという方にも興味をもっていただけると、うれしいです。

  • 本の紹介

    書評というほどではありませんが、読んでみて感じたこと、考えたことを書いています。 最近は、悩みごとを解消しようとして読んでいる本が多くなっています。何かのヒントになれば、うれしいです。

  • 家庭菜園を始めて

    畑で知ったこと、学んだことを書いてみます。家庭菜園を始めたばかりなので、専門的なことは書けませんが、初心者ならではの感性で感じたことを共有したいです。

最近の記事

外側から温めるより、内側から熱くなる

寒くなり、冷え症の私は、手足の先が冷たくて悩んでいます。 寒いから冷えるのはわかるのですが、1度冷えた手は、なかなか温まりません。こたつに手を入れていても、一向に温まりません。 ある朝、冷え込みが厳しく、外に出たら手足が冷えそうで憂うつでした。そうは言っても会社には行かなければなりません。その日は天気が良かったので、自転車で出勤しました。 自転車を降りたら、家では冷たかった手が温かくなっていることに気づきました。自転車をこぐという運動で体が温まり、血流も良くなったためで

    • とりあえず表にしてみる

      私は数学的思考法を日々の仕事や生活に役立てられないか考えています。数学的思考法というとむずかしく感じるかもしれませんが、基本編として、「とりあえず表にしてみる」ことをおススメします。(「そんなの言われなくても、あたりまえにやっている」という方も多いかもしれませんが、基本編ということでご容赦ください。) 例えば、以下のような資料があったとします。 文章もいいですが、表1のように書き直してみると、一目瞭然で、分析もしやすくなるのではないでしょうか?(具体的な情報があれば、金額

      • 怪しい量子力学より、数式で理解する量子力学

        私は、高校生の頃から、物理学に興味を持つようになりました。特に、相対性理論に魅力を感じていました。(大学に入ると相対論と呼ばれることが多かったですが、高校の頃は、相対性理論と呼ぶ方がかっこいい印象を持っていました。)相対論とならんで、現代物理学(あるいは20世紀に進歩した物理学)の基本となっているのが、量子力学です。 物理が好きだったので、大学では物理学を専攻しました。相対論は学びましたが、必修の単位ではありませんでした。それに対して、量子力学は必修で、講義や演習の数も多か

        • 「ノストラダムスの大予言」から学んだこと

          私は中学生の頃、「ノストラダムスの大予言」にはまっていました。「1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる」というやつです。ノストラダムスの大予言が日本で話題になったのは、1973年に発行された五島勉さんの「ノストラダムスの大予言」という本がきっかけだそうです。その時、私は小さかったので、直接知りませんが、「ノストラダムスの大予言」シリーズは、その後も発行されていました。 私が興味を持つきっかけは、兄が買ったのか、家にあった「ノストラダムスの大予言Ⅳ」を読んだことでした

        外側から温めるより、内側から熱くなる

        マガジン

        • 悩める会社員の方へ
          32本
        • 子どもの個性と自己肯定感を育む
          19本
        • 数学的視点で見てみると
          24本
        • 本の紹介
          4本
        • 家庭菜園を始めて
          4本

        記事

          食事をゆっくり味わう

          私は、いつの頃からから冷え症になってきました。先日、NHKの「あしたが変わるトリセツショー」という番組で、「冷え症」が特集されていて、つい見てしまいました。 番組の中で、ゆっくり味わって食べるとポカポカになるという内容が紹介されていました。 それを見て、私は、最近、ろくに味わわず、早食いになっていることに気づきました。 子どもの頃は、食べるのが遅い方でした。最近は、食事を味わうというよりは、いつも気持ちが焦っていて、生きるために、とにかくエネルギー補給をするという感じで

          食事をゆっくり味わう

          定義を明確にする

          数学というと、計算のイメージが強いかもしれません。確かに、小学校の算数では、たし算、ひき算、かけ算、わり算を中心に計算方法を主に習います。数学では、計算よりも、証明が重要になってきます。 数学が他の自然科学と異なることの1つは、明確に証明できる(証明しなければいけない)ところです。物理学では、オームの法則や万有引力の法則など、たくさんの法則があります。それらの正しさは、実験や他の法則からの計算で、検証はされますが、厳密には証明できません。例えば、質量保存の法則というのを中学

          定義を明確にする

          感覚で理解する確率 ~日本シリーズは何試合で決着するのか?~

          プロ野球の日本シリーズが盛り上がっていますね。勝っても負けても続くペナントレースと違い、4勝あるいは4敗すれば終了する日本シリーズは、1戦1戦、見ごたえがあります。 先日、友人に、「『日本シリーズで、チームの実力が互角なら、4勝2敗で決着する確率と、4勝3敗で決着する確率は等しい』と聞いたけど、本当?感覚的には4勝3敗の方が多そうだけど?」と、質問されました。 確かに力が互角だったら、4勝2敗と差がつくよりも、4勝3敗で僅差になりそうに感じるかもしれません。しかし、4勝2

          感覚で理解する確率 ~日本シリーズは何試合で決着するのか?~

          直感は当たるのかも?

          私は、数学や物理が好きで、数学的あるいは科学的に考える習慣があります。そんな私ですが、今回は、少々非科学的な記事を書いてみます。書いた内容は事実ですが、科学的な裏付けはないので、半信半疑で読んでいただければと思います。 大学時代、友人にトランプのカードを裏返しで1枚見せられ、「何のカードだ?」と問題を出されたことがあります。特に前置きもなく、トランプをいじっていた友人に突然聞かれたので、とっさにほぼ何も考えず、頭に浮かんだカードを答えました。すると、なぜか当たっていました。

          直感は当たるのかも?

          地バチ

          新潟県に明星山という山があります。ロッククライミングで有名な山で、「みょうじょうやま」とも読みますが、私の周りでは、もっぱら「みょうじさん」と呼んでいました。日本で有名な岩場としては、剱岳、穂高岳、谷川岳があります。これらは、いずれもロッククライミングを始めるまでに、結構歩かなければなりません。明星山は、道路からはっきり岩場が見えるという珍しい山です。 明星山には、一般ルート(岩登りが不要な登山道)もあるので、岩場の偵察も兼ね、山仲間に声をかけて、登山道を登りました。岩場は

          17年ぶりのハーフマラソン

          私は、かつて趣味としてマラソンを楽しんでいました。しかし、パニック障害のような症状に悩まされ、走れなくなりました。走ると、心臓が止まったり、熱中症になったりして、死んでしまうのではないかという恐怖を感じるようになったのです。最初は、精神的なものだけだったのでしょうが、実際、走らなくなると、体力も落ちていきました。 今年の春、昔のマラソン仲間が出ている大会の応援に行きました。仲間と言っても年上で、60歳前後でも、それぞれ楽しく走っています。応援後に話していたら、自分も走りたい

          17年ぶりのハーフマラソン

          歴史と数学

          私は小学生の頃、算数と歴史が好きでした。算数・数学については何度も書いていますが、歴史は、小学校2年の時、学校の図書室で、豊臣秀吉に関するマンガを借りたのがきっかけでした。その後、他の人物のマンガを読み、マンガ以外の歴史の本も読むようになりました。小学校3年の時、「関ケ原の合戦」の脚本を作って、学芸会で発表しようとしたこともありました。(内容がつたなかったのか、学芸会向きでなかったのか、採用はされませんでした。) 歴史の面白さの1つは、過去を知ることから、将来を予測するヒン

          歴史と数学

          対数目盛で変化をとらえる

          新型コロナウィルスも、5類への引き下げで、落ち着いてきた印象があります。コロナ禍の3年あまりは、毎日、新聞に感染者数推移グラフが掲載されていました。 このグラフを見ると、オミクロン株以降の感染者が、それ以前のピークよりも圧倒的に多いことが、一目瞭然でわかります。今、見直すと、第3波以前は、ピークがあったのかも、よくわからないレベルです。第1波は、学校が休校になり、自粛ムードで強い警戒感がありましたが、このグラフだけ見ると、ほとんどなかったに等しいことになります。第1波につい

          対数目盛で変化をとらえる

          限りあるいのちと本当に大切なもの

          私の長女は、11年前に、旅立ちました。ある夜、突然、高熱が出て、下痢・嘔吐をしました。翌日、妻が小児科に連れていくと、検査では陰性だったものの、症状からインフルエンザの可能性が高いと診断されました。私は、GW連休前に片づけておく仕事があり、残業して帰りました。娘は苦しそうでしたが、子どもは熱が上がっても、じきに治るだろうと思っていました。 次の日は連休初日でした。インフルエンザにしても、あまりに苦しそうなので、再度小児科に連れて行きました。小児科クリニックから病院に紹介され

          限りあるいのちと本当に大切なもの

          誰のためのボランティア?

          今から20年近く前の話ですが、スペシャルオリンピックスのトーチランに参加したことがあります。 当時、勤めていた会社で、労働組合の役員をやっている同僚(先輩)から、組合として参加するからと、誘われました。スペシャルオリンピックスについて、それほど理解があるわけではありませんでしたが、いい経験になり、少しはアスリートの支援になるかと思い、参加しました。 その頃、マラソンをやっていたので、一緒に走ることを勝手にイメージしていましたが、基本は歩きでした。会社の労働組合の上部団体の

          誰のためのボランティア?

          かけられる数とかける数

          小学生の子どもの算数の宿題で、わり算がありました。答えとともに、九九の何の段を使ったかを書くようになっていました。子どもは、 21÷3=7 (7のだん) と書いていました。算数の教科書を見ると、3の段が正解のようです。はたして7の段でも正解にしてもらえるのか、3の段に訂正すべきか迷いながら、「7の段でも合っているとは思うけど、先生は3の段って書いてほしいと思うよ。」と話しました。 かけ算でも同様な話があります。例えば、「30こ入りのおかしの箱が7箱ありました。おかしは

          かけられる数とかける数

          読書メモ『考える前に動く習慣』

          私は、頭でいろいろ考えすぎて、なかなか1歩を踏み出せないことが、よくあります。『考える前に動く習慣』というタイトルを見て、いかにも自分のための本と感じ、読んでみました。 著者は、曹洞宗のご住職で庭園デザイナーとしても活躍されている方です。禅にもとづく生き方のヒントが書かれています。本書の中で気になったことばと、そこから自分が感じたことや考えたことを書いてみます。この記事は、自分のメモとして書いているようなところがありますが、みなさんにも何かお役に立てれば、うれしいです。

          読書メモ『考える前に動く習慣』