見出し画像

森への思いを繋ぐ町

まだ雪が多く残る、鳥取県智頭町を訪ねてきた。
ここは、古くからの林業地、昔の宿場町で、人々が集まるところだったらしい。

智頭の通り

はるばる鹿児島から訪ねてきた理由は、鳥取の林業者達にあうため、森を見学するため。

智頭町の90%以上が森林で、行政が林業に対していろいろな支援をしてくれる仕組みがあるらしい。
もちろん、そこに住む人たちの様々な努力ありきで。

座学では、智頭ノ森ノ学ビ舎の取り組みを教えて頂いた。

智頭ノ森ノ学ビ舎とは、林業家、大工さん、アーボリスト等、木材関連の方だけでなく、本屋、デザイン、行政、アパレルなど様々な職業の方が集まるグループらしい。

そのグループで、森に関する技術講習などをやっているらしい。
様々な仕事をしている人が集まるから、いろいろなアイデアが生まれて、コラボレーションが出来るみたい。
めちゃくちゃ面白い。

新しいアイデアや、動きは、新しい繋がりから、生まれるらしい。

次に森を見学させていただいた。

森はやっぱり圧巻だった。
僕らの森とはやはり違って、ずっと昔のおじいちゃんおばあちゃんから、
お父さんお母さん、そして今に繋がってる。

智頭の思いを繋ぐ森

そして、今の林業家たちが、思いを繋ごうと動いてる。
本当にかっこよかった。

森は木々が豊かに育って、放置林も全然見当たらない。
雪解け水が、川をつくり、空気も澄んでる。


こんな森だったら雑な仕事は出来ないな。
この森が繋いできた思いはこれからも繋がっていく気がした。

鹿児島の、僕らの森とは全然違うけど、ちゃんと思いが繋がる森を作りたいと思った。

僕らの整備した森

僕らの森が智頭のような森だったら、地図のような林業をやろうとしてただろうと思う。
そうじゃなかったから、いろんなやりたいアイデアが生まれてきたんだろう。
後は、がむしゃらに頑張ろう。

鳥取の仲間たちに感謝、感謝。

鳥取のお酒はめちゃくちゃうまかった。
また、うまい酒を飲めるような、面白い人になろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?