見出し画像

世界で唯一僕だけが気にするApple Watch8 と SE(2)の違い


この記事の内容
SEとS8,9の外観の違いを、写真付きで詳細に比較しています。
この記事を読むといい人
・S9,S8とSEのどちらにするかで1日以上悩んでいる人
・SEを購入したがなんとなく納得いっていない人


ランニング用にApple Watchが欲しい

ランニングを始めるために運動を記録できるデバイスが欲しい。スマホを腕につけるバンドなども試したが、重くてしょうがない。やっぱりウェアブルデバイスが最適だ。そんなわけで、アップル製品に囲まれている私は、Apple Watchを購入することに決めた。

Apple Watchのリサーチ

まずはAppleの公式サイトへ。
何やらSEという廉価モデルがあるらしい。iPhoneのSEシリーズと同じく、最新スペックを必要としない人に向けたモデルだ。公式ストアでの価格は34,800円。なんと通常モデルの6割ほど。なるほど、「迷ったらいい方を買っておけ」マインドの私だが、これほどの価格差であればSEも検討したい。(ちなみにスマートウォッチは他にも選択肢が山ほどあるが、Apple製品が好きなので他は鼻から入れていない)


SEは何が違うのか

通常モデルと比較するにしても9は高いので買うなら中古の8にすることに。では、Series8とSE2のスペックの違いを調べる。
【Series8にだけあるスペック】
・画面占有率(体感20%大きい)S7~
・サイズ(S8→41mm/SE2→40mm)
S7~
・ジョージヒョージ
S7~
・急速充電(33%速)
S7~
・血中酸素濃度測定
S8~
・心電図センサー 
S8~
・皮膚温センサー
S8~
です。結構違う点が多いように見えるが、多くの人にとってはそれほど重要な差にはならないように見える。なんたって性能の中核となるチップは一緒だし、、

自分に合っているのはどっち?

これらの機能が自分の用途に必要かどうかを考えていく。
用途としては、ランニングなどのフィットネス、睡眠時のデータ取得、休日の外出時になる。なので、、
・画面占有率→気にならん
・ジョージヒョージ→いらん
・サイズ→気にならん
・急速充電→日中充電するからいらん
・血中酸素濃度測定→使わん
・心電図センサー→使わん
・皮膚温センサー→使わん
という結論が出た。てことはSEで十分。何より安いし。
Apple Storeでポチっ。

到着。開封の儀。

色はMidnight。パッケージはカラフル。(なんでモノクロ写真なん)

やっぱりアップル製品のパッケージデザインは秀逸。ワクワクしながら開封の儀を行う。

セットアップは10分ほど。時計はオレンジ。(なんでモノクロ写真なん)

ダメだやっぱりS8がいい!

届いたその日のうちにもう心移りしていた。いや、本当は到着するまでに気がついていたのかもしれない。というわけですぐに中古のS8を購入。

上がS8の箱。下はSEの箱。箱の重さから違う。

納得できない理由は二つ

ここからが本題。納得できなかった点だ。
簡潔に、スペックではなく外観。
詳しくは、「画面占有率」と「ディスプレイの丸み」
何を言っているかわからないと思うが、これから説明する。早く説明したい。

理由①「画面占有率」

スマホ、タブレット、テレビなど気がつけばあらゆる製品が年々「スリムベゼル(細枠)」化しているのはご存じだろうか。わかりやすいのはスマホだろう。今やどのメーカーも全面ディスプレイにすることに躍起になっている。その結果、私は「枠が太い=古い」逆に「枠が細い=新しい」という価値観がいつの間にか刷り込まれてしまっていたのだ。新しいものがいい。そう思ってしまう。

左はSE、右がS8。ぱっと見で枠の太さに違いがある。(この文字盤可愛いですよね)

理由②「ディスプレイの丸み」

私がWEB上で調べた限り誰も言及してなかった「ディスプレイの丸み」(公式ページではさらっと書いてある)そして、おそらく世界で唯一僕だけが気になっている点。YoutubeなどでS8とSEの比較動画を見ているときに違和感はあった。明らかにS8は丸い。
というわけでわかりやすいよう比較写真を撮った。

左がSEで、右がS8

S8とSEを比較してみると、SEはディスプレイが押し潰されたかのように平面に見える。一方で、S8の方はふっくらと緩やかな曲率を保っている。私だけかもしれないが、S8の丸みのある方が美しいデザインだと感じる。仮に外を歩いているとしよう。ふとApple Watchに視線を落としたとき、周囲の風景が画面に吸い込まれ、その瞬間またどこかへ流れていく。おそらくそこのあなたも、道路を走る車を見たときに似た感覚を持ったことがあるのではないだろうか。SEの平らな画面では景色が折れる。S8でなきゃダメだ。
そしてS8の丸みにはもう一つ重要なポイントがある。
1つ目の理由で挙げた「画面占有率」にも感覚的に影響しているのだ。アップルが広告や公式サイトなどで謳っている「エッジまで表示されるディスプレイ」。これは、画面の丸みxディスプレイ大型化を掛け合わせ流ことによって画面を大きく見せるデザイン的なアプローチだ。直感的にベゼルが細く見え、新しいと感じさせる。どうだろうか?

エッジまでかかるディスプレイといえばギャラクシーですね。
ぬめっとしている。

S8を数日使ってみて

やっぱりこのディスプレイを含めたデザインが良い。感覚的に満足している。文字盤もなんだか楽しめる。そして案外ケースサイズが1mm大きくなったことで、より腕に馴染んでいる気がする。
一方で、機能はいくつか増えたが、特に活用できてはいない。その点ではSEで必要十分だった。強いていえば、ジョージヒョージはあったほうが時計らしいかなとは思う。

このディスプレイ専用の文字盤。エッジを強調したデザインになっている。

いかがでしたでしょうか

結局、私の結論は「迷ったらいい方を買っておけ」に帰着しました。
今迷ってる人に向けて一応まとめます。

まとめ:中身がほぼ一緒なのでSEの方がコスパは高い。
・SEを買うべき人・・・見た目にそんな拘らない人。中身そんな変わらん。
・S8,9買うべき人・・・見た目重視の人。健康管理をがっつりする人。


わかりやすい比較記事など、多くの人に必要とされる記事はたくさんあるので、少し突っ込んだレビューを書いてみました。誰かの参考になれば嬉しいです。他に気になった点があればコメントください。

これほどメディアが発達していても、今回のように自分の欲しい情報がないときもあって、それによって生まれる「何かと向き合う時間」はきっと自分を豊かにしてくれますね。
さぁ、走るぞ!!!


今気に入っている文字盤は「カリフォルニア」
元になっているのは1930~1940年のロレックス・パネライだと言われている。


この記事が参加している募集

このデザインが好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?