『とっかかり』を見つけよう~アイルランド留学生活7~

暗記パンが本気でほしい。ケイトです。

今回は、人生に無駄な時間ってないんだなぁ…と思った。という話です。

ゴールウェイで私が通っている学校は、午前と午後のクラスがあるのですが、私は午前の授業のみ受講しているため、平日は毎日12時半以降、何も予定がありません。

東京で社会人してた時では考えられないくらい、ゆったりと、あえて言ってしまえばな時間を過ごしています。

ゴールウェイは田舎町なので、周りの人たちも全くセカセカしていないのがとても良いです。焦ることなく自由な時間を過ごせる幸せを感じます。

とはいえ、全くなにもしてないわけにもいかないので、最近は学校が終わったらお昼を食べて、その後図書館で自習をするのが日課となっています。

毎日欠かさず行っている勉強は、ズバリ英単語の暗記です。

なぜ英単語なのかというと、授業中、スピーキングの機会が多くあるのですが、なかなか言葉が出てこない時、グラマーよりもボキャブラリーが足かせになっていることが多いな~と思ったからです。

あと、正直な話ですが、英単語力さえあれば文法が多少間違っていても相手に伝わるというのが身に沁みて分かったからというのもあり…。

英単語力は、英語を扱う上での基礎の基礎だと思います。中学高校大学と、ロクに英単語を勉強してこなかったツケを今払っていると思って頑張っています。


英単語の覚え方は、色々ネットの記事やyoutubeの動画を参考にした結果、関 正夫 先生が公開していた方法を参考にすることにしてみました。受験生のころ、関先生の授業は見たことも聞いたこともなかったのですが、何やら有名な先生なんだそうですね。

とはいえ、関先生に限らず、多くの提唱されている暗記法に共通しているのは、同じ単語を何度も繰り返す ということ。受験生のころ、英単語帳自体はいろいろと持っていましたが、結局1冊も2週目に突入せずに止めてしまったことを思い出します…。

記憶に定着するまで反復する というのは、基本的なことですが、なかなかやろうとしてもモチベーションを保ちづらいですよね。

関先生は、講義の中で、「単語に対して何らかの『とっかかり』があれば、反復回数を削減できる」みたいなことを言っておられました。

例として挙げていたのが retrieve(回収する)ですね。-erをおしりにつけてretrieverとすれば、あ!これレトリーバーだ!となるわけですね。

ゴールデンレトリーバーは、元々ハンターが撃ち落とした獲物を回収する為の猟犬だったんだそうで(wiki調べ)だからこの名前がついているんです。こうした身近な言葉をとっかかりにしていけば、もっとスムーズに暗記できるというわけです。

現在私が使っている英単語帳は「IELTS必須英単語4400」なのですが、勉強している中で、上記の『とっかかり』の意味が結構わかってきました。

大学生のころ、アーケードの音楽ゲームにはまった時期があり、好きが高じてゲームセンターでバイトをするほどだったのですが

卒業後、華のキャンパスライフだったはずなのに、無駄に時間を浪費していたもんだなぁなんて思っていました。

しかし、音楽のジャンルや、曲名をよく目にしていたおかげで

    tribe(部族) assign(割り当てる) sequence(順序)

辺りはすんなりと頭に入っていきました。

この『とっかかり』は当然人によって違いますよね。例えば犬好きの方だったら、先述のretrieveなんかすぐに覚えられるだろうし、ベンチャーでバリバリ仕事してる人なら、initiative(主導権)とかconsensus(総意)辺りは当然すんなり頭に定着するでしょう。

つまり、学校サボってプレステに興じたあの時間も、本屋でたまたま手に取ったあの本も、通勤通学中に暇つぶしに読んだまとめブログも、何も無駄なことなんてなくて、この先、いつどこでその時の経験を活かす時が来るかわからないんだって事です!

勉強って、ある意味今までの人生の総決算だなーって思いました。将来、このnoteを書いているこの時間・経験も活かす時が来ることを期待しています。


〈悔しかった英会話コーナー〉

6月にフランスとスペインに旅行に行くので、最近夜中にホテルとか飛行機の時間とかを調べています。

おかげで少しだけ寝不足気味だったのですが、そこで今日はこんなフレーズです。

*本日のシチュエーション:授業中

少しだけ、ぼーっとしていたら、知らぬ間に先生にあてられていたようです。が、何処の問いを答えればいいのかわからない…そこでとっさに言いたかったこの一言

「I was spacing out.(ちょっとぼーっとしてました)」

会議中や授業中、不意にあてられたときに咄嗟に言ってみることをおすすめします。余計怒られるかな。

もし、この記事を特別気に入っていただいた方、いらっしゃいましたら是非 今後もYoutuberバリに頑張ります。よろしくお願いします。