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ぴよぴよぶんこ

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感想がひよっこの読書感想マガジン。ヘッダーのイラストは「ぴよたそ」さんのものを使用しています。https://hiyokoyarou.com/
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記事一覧

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉/筒井 美希 (著)

 入門書として最高品質。  デザイナーという仕事人の見ている世界を知る本。  デザインをする時は、見る人・使う人のことを考えている時間の方が多い。どういった考え方で人間や世界を見て、技術・理屈を使うのか、ということを知れるのはとても貴重。そこが大事。  そして、この本の最大の特徴は、作例が「超気合入ってる……!」ですね。読んでいてたのしい気持ちでいられます。  ここから読みはじめて「デザインって楽しい」と思ったぽかぽかの気持ちを抱え、続けてこの本のうしろにある参考文献を読

パテ屋の店先から―かつおは皮がおいしい/林 のり子 (著)

日常系料理エッセイにあらず。 科学、化学、歴史、地理、文化人類学などなど多岐にわたる興味にいざなわれる本です。よくよく考えると料理や食というのはそれらのきっかけであり結実したものであるけれど、日々の食事の準備に追われていては忘れてしまう事柄。 わたしはこの本を読んで「あ、わたしは文化人類学における食っていうジャンルが好きなんだな」と気づきました。 食材や料理に対して「そっか、よくよく考えたらそうだよね!」という、本質を考えたり知りたいのならぜひこの本を。 日々、自分の

えーえんとくちから (ちくま文庫) / 笹井 宏之 (著)

「2019年に読んだ本たち」でしめるつもりが、やっぱり〆られませんでした!(一応なんだかんだ毎日読んでいるので想定はしていた) で、『えーえんとくちから』。 「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい 本屋でクラっとしました。倒れるかと思った。頭に焼き付くようなイメージが投影されて、その場でめっちゃ泣いた。 わかるところも、思い浮かばないこともまっすぐできれいでいっしゅんで、でもすべてよく見えて、総天然色で音も温度もあってスゴイ。それがバババっとスパー

2019年に読んだ本たち

今年から、ノートと言えば!定番のキャンパスノートに、一行程度の感想を書いていくということを試みていました。 そんなんで記録が残ったので、そこに書いた、今年読んだ本のだいたい一行の感想を載せていこうと思います。 1月​​色の秘密 色彩学入門 白い下着で風邪が治るって3回は言ってた。 図書館へ行こう この本の内容を小中学生のうちに知りたい。 英語ベーシック教本 英語が苦手な人間の人生が変わるやつ。いままで読んだ本のジャンルだったら何に一番近いかというと、プログラミン

ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集 (福音館創作童話シリーズ)/斉藤 倫 (著), 高野 文子 (イラスト)

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大きな森の小さな家―インガルス一家の物語〈1〉/ローラ・インガルス・ワイルダー (著), ガース・ウィリアムズ (イラスト), 恩地 三保子 (翻訳)

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考える練習をしよう/マリリン・バーンズ マーサ・ウェストン絵 左京久代訳

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『赤毛のアン』モンゴメリ/村岡花子訳(新潮文庫)

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