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偶然はコントロールできないけど偶然を必然にするための行動は起こせる

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

昔、最終面接で、とある候補者の方からこんな質問をもらいました。

「野村さんのキャリアステップを教えてください。意識していたことも含めて。」という質問です。

組織においては、役割の変更があったり、役職の変更があったりします。

それらは、自分の「やりたい」「やってみたい」という気持ちだけでは叶わず、人事権を持っている人の声によって決まったりします。

だから、「偶然だし自分ではコントロールできない」という考えになり、偶然任せになってしまう人も・・・これは本当にもったいない。

偶然を起こす、偶然をコントロールするというのはできませんが、偶然を必然にするための行動は起こせるんです。

上記の事例だと、自分がなんの仕事をやるかというのは自分で決めることはできませんが、「この仕事を任せたい」という判断をする人の意思決定に影響を及ぼすことはできます。

「その人の印象に自分を残す」というのは、その方法の1つです。

「この仕事を誰に任せようかな」と考える時に、頭に浮かぶ人のリストに自分がいなければ、その仕事を任されることはないわけです。

だから、その候補に挙がるというのは最低限必要なこと。

周りから見たら偶然だと思われるかもしれないし、お気に入りなんでしょと思われるかもしれない。

だけど、そんなんじゃなくて、偶然を必然にするための行動を起こしているからこそ、「任せたい」と思ってくれるんです。

それを理解していない人は、いつまで経っても他責にするでしょうし、「自分が何をやっても無駄」って、永遠に言ってるんですよ。

「運も実力のうち」というのは、僕は昔から自分に言い聞かせていました。

良いことがあっても、良いことがなくても、全て自責に捉えていました。

ビンゴに当たらなかったら、「日頃の行いが悪いから少し自分の生活を見直してみよう」ということを考えていました。

自責に捉えると、自分で自分の人生をコントロールしている感覚になるので、非常にオススメです。

他責の習慣が身に付いてしまうと、自分の人生に『諦め』という感覚が生まれてしまいますから、幸福度は上がりきらないですよね。

偶然も必然にする気持ちを持って、自分の言動をコントロールしてみてください。

僕はこういう気持ちを持っていたからこそ、今の会社で役割も役職も変化を起こせたと思ってます。

自責に捉えることは「自分を追い込む」というふうに思う人もいますが、結果的には「全ては自分でコントロールできる」と思うことができるようになるので、心をラクにすることができます。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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