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『ブレない自分』の確立は心をラクにする

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

『ブレない自分』の起点は『自分の理念』です。

これまで関わってきた中で、僕自身が「この人はブレない」と思ってきた人には、その人なりの理念がありました。

日々を過ごしていると視野が広がり視座が高まっていくので、人生のビジョンとかミッションは変化していってもいいと思います。

ただ、理念というのは、増えていくことはあっても減ることはありません(減るとしたら、それはきっと、自分の理念ではなかったと判断できます)。

理念というのは、コロコロ変わるものじゃないからです。

会社も同じですよね、理念が毎年変わっていたら、「この会社大丈夫か?」となりますよね。

いくら立派なビジョンとかミッションを語っていても、理念がある人とない人には雲泥の差があると思っています。

理念がある人はブレない、理念がない人はブレる。

プラス、理念は掲げているだけでは意味がありません。

「自分はこれを大切にしている」と言っていたとしても、体現していなかったら意味がない。

自分では「大切にしている」と言っていても、周りから見て「全然体現できてないじゃん」と思われることもあります。

理念として掲げた言葉の捉え方は人それぞれでしょうが、その言葉の本質的な意味というのは、広く認知されているものでもありますから、自分なりのニュアンスで言葉を定義付けないように注意したいところ。

人生理念を決める際は、これらのキーワードを参考にするといいと思います。

自分の理念を明確にしたら、その上で、人生のビジョンや仕事でのビジョンを考えていきます。

そして、『自分で決めるもの』と『組織に属したら与えられるもの』を明確にして、両者を繋げるんです(この意味づけが非常に重要)。

組織に属したら与えられるものがあるので、やるべきことはおのずと明確になっていきます。

一方で、自分で決めるものは自分で決めない限り明確にならないので、自分で決めるしかありません。

仕事に熱中するためにも、『自分で決めるもの』を早いうちに明確にしたいですね。

ただし、深い自己対話をせずに「あんまりしっくりこないけどこれでいいか」という決め方をしてしまうと、『本当に自分の人生で大切にしたいこと』じゃないことを言語化していることになります。

なので、時には誰かに壁打ちをしてもらいながら決めることも大切です。

理念というのは、「大切にしている」と公言するだけじゃなくて、それを体現することが大切なんです。

なので、「やんなきゃなぁー」と無理にやるようなことは掲げない方がいいです。

ありのままの自分が自然と体現できることこそ、理念と呼べるものになっていく。

『ブレない自分』をつくる為には、過去・現在・未来という時間軸を捉えて、自分と対話することが非常に大切です。

時間軸を意識して、行き来しながら自分と向き合うことで、徐々に『ブレない自分』が確立されていくんだと思っています。

それは、逆算思考と積上思考の繰り返しでもあると思います。どちらかだけではダメで、両方の思考を持っているからこそ、日々の熱中に繋がるんだと思っています。

正しく自己認識をしていないと、自分をコントロールできなくなり、決断もできなくなります。

いざという時に意志力の弱さが表に出てしまうこともあるでしょう。

自分の理念というのは、これまでの人生の中で醸成されてきた不変的な自分ならではの価値観・哲学・信条なので、理念を明確にする際には自分との対話を深く深くやる必要があります。

『ブレない自分』の起点は『自分の理念』であることを忘れてはいけません・・・。

『ブレない自分』を整えることができたら、心がラクになって、生きやすさが増します(僕自身が体感していること)。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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