「読書」ノンデザイナーズ・デザインブック
今回、ノンデザイナーズ・デザインブックを読みました。
本書は、デザインの勉強をしていない人でも、デザインの法則(決まりのようなもの)を学べば、ある程度整ったデザインを描けますよ。ということを説明している本です。
本書では特にデザインの4つの基本原則について解説しています。
目的
私は本を読む前に、本を読んで得たいことをあらかじめ決めて本を読むようにしています。
その方が本から得られることが多いと考えているためです。
私が本書を読む目的は以下の2つです。
1.作製したホームページのデザインをかっこよくする
2.製作したIoTデバイスのデザインをかっこよくする
1.作製したホームページのデザインをかっこよくする
私は、以下の筋トレ系のホームページを作成しております。
ビジタージムを検索サイト:WhereGym
高プロテイン外食メニュー検索サイト:WhereProtein
ホームページ作成に必要なHTML,CSS,PHP,SQLを勉強して、ウェブページ作成したものの、デザインに関しては勉強をしたことがなく、そして自身もなかったので、デザインの基本原則を勉強して、ウェブページを少しでもおしゃれにしたいなと思いました。
2.製作したIoTデバイスのデザインをかっこよくする
私は、筋トレ系のIoTデバイスも開発しております。
筋トレIoTデバイス:MuscleHome
近日中に、クラウドファンディングにて量産を検討しているものがあるのですが、それに向けて少しでもプロダクトデザインを改良したいと考えております。
プロダクトデザインに関しても私は素人で、世の中にある洗礼された様々な商品を見て、私の開発品もまだまだ改良の余地があると考えています。
※特にApple製品と比較してはだめですね。
本の概要
本書では、デザインの4つの基本原則の説明がメインになります。
1.コントラスト
2.反復
3.整列
4.近接
1.コントラスト
違いを作ること。
変化量の落差(文字サイズの差)を分かりやすくつけること
背景色の落差(選定する色の差)をつけて強調すること
2.反復
繰り返すこと。
複数ページで構成をそろえること(ヘッダー、フッターも含む)
パターンを繰り返すことでグループ構成が分かりやすくすること
3.整列
意図的に配置すること
文字そろえは1ページにつき1パターンのみ
中央揃えはやめること
4.近接
行間は意図的に近づけたり離したりすること
本書から学んだこと
上記の 本書の内容 を見ていただくと、気が付くと思いますが、本書に書かれていることは至ってシンプルで、普通のことが述べられています。
デザイン素人の私でさえ、そりゃそうだろうといった内容ですが、ション所を読んでから自分の作ったウェブページを見てみると、この法則にのっとっていない点がいくつかあることに気が付きました。
・近接が無視されている点があり、書かれている内容がどこのグループに属しているか、じっくり見ないとわかりにくい
・整列について、左揃えと中央揃えが混在しているページがあり、よりきれいに配列させることで見やすくできる点がある
細かい点を挙げればきりがありませんが、いくつも気になる点が出てきました。
本書を読んで時間がたたないうちにウェブページの修正をしたいと思います。
※残念ながらプロダクトデザインに関する内容はありません。別書籍を探して勉強したいと思います
まとめ
本書でも最後に述べられていますが、デザインに優れたものを作るには、デザインの基礎を身についけ(本書で学ぶ)、そのあとは優れたデザインを見てひたすら真似する。そんな提案がされています。
これはコーディングを習得する方法と一緒だなと思いました。
ネットで検索して見つけた優れたコードを、自分なりに少しずつ修正して動作させることで、コードの中身を理解する。
優れたデザインを見つけたら、なぜ素晴らしいのか考える(デザインの4原則観点で考える)、そしてそれを真似して自分のプロダクトに応用する。
こんなことを繰り返していき、少しずつ素晴らしいプロダクトになるようにやっていきたいと思いました。
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