アクセシビリティってなに? 多様な人々が働きやすい仕組みを考える
こんにちは、WorkWithプロジェクトです!
暖冬という噂もありましたが、今年もしっかり雪が降っている新潟市。
年末年始のお休み前の大雪で各所で渋滞も発生していますが、冬の通勤を快適にする便利グッズを準備するなど、万が一にしっかり備えましょう。
12月3日~12月9日は障がい者週間
皆さんは『障がい者週間』がいつかご存知ですか?
障がい者週間は、毎年12月3日から12月9日までの1週間です。
障がい者週間は、"国民の間に広く障がい者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めること" を目的としています。(内閣府HPより)
今年もこの期間には、さまざまな意識啓発の取り組みがされていました。
では、私達はオフィスという観点からどのような取り組みができるでしょうか?今回は『アクセシビリティ』というキーワードに注目していきましょう。
アクセシビリティとは
『アクセシビリティ(Accessibility)』は、直訳すると「近づきやすさ」、「利用のしやすさ」、「便利であること」という意味です。
社会生活やオフィスで用いられる際には、"高齢者や障がいの有無に関わらず、機器やサービスを円滑に利用できること" という意味として使われます。つまり「そもそもユーザーがその機能を使えるかどうか」ということがポイントになります。
類似の言葉として考えられる『ユーザビリティ(Usability)』は、「アクセシビリティが確保されていることが前提で、さらにどれだけ使いやすいか」という状態です。
今日、企業はオフィスでのアクセシビリティの必要性を改めて考える必要性があります。例えば、従来のカードキーだとリーダー端末まで手が届かなく、扉の開閉に人の手助けが必要だったシーンも、スマホが鍵になる【スマートロック】を導入することでドアの解錠が簡単になります。
他にも、会議に同席を容易にする【音声文字起こし】の機能の導入や、オフィス内のコピー機・珈琲マシーンなどに【点字】をつける、通路を広くして車いすでも通れるようにするなど、さまざまな対応が考えられます。
多様な人々が働きやすい仕組みを考える
『Webアクセシビリティ』の改善も大切なポイントです!
「文字の拡大表示」「文字の読み上げ機能」「音や光での通知機能」「音声での文字入力機能」などを加えることで、Webサイトを利用しやすいユーザビリティを実現させましょう。
アクセシビリティを考えることは、他人事ではなく、年を重ねることによって起きることもこういったことで解決できます。
やさしさや思いやり以外の仕組みを考えて、誰もが対等に働ける環境を作りましょう!