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生活は続く、でもどっかに逃げようぜ

なんとなく馴染めないという感覚が消えてくれなくて、すごく苦しい。みんなが凄いスピードで生きているような、みんながコンクリートでできた道を歩いているのに私だけ風船でできた道を歩いているような気がするような、不安定な日々をすごしている。ちゃんと部屋は汚いし。

今住んでいる街には数か月前に引っ越したから、街の大半が知らない街なんだけど、犯罪者になって逃げてみたいなって思う 。どうしようもなく焦りながらこの街が人生で見る景色の美しいものの多くを沢山抱えていることに気づいて、そうしたらどんな街も、そこに住んでいる人もとても美しく見えるんだろうな。バイト先のおじさんもヤンキーみたいな先輩も美しく見えるのかもしれない。

そういえばわたしどうしようもなくって形容詞好きですね。私がどうしようもないからなのかもしれない。

ついでに好きなものと嫌いなものの話をします。18歳版の。

キスの結末感が嫌いです。ハッピーエンドってだいたいキスで終わるけどそんな身体の表面積の数十分の一、数百分の一の接触で何が終わって何が変わるんだろうって思います。

抱きしめることの、どうにもならないことへの対処療法感が好きです。対処療法は大体とても優しい気がします。自分でどうにもならないことをそれでも相手にしてあげようとするもどかしさはとても辛いし苦いけれど、その痛みを含んだ行為はいつまでも微熱とか火傷みたいにのこるんだろうなって。

しにたくないけどこれがちゃんとじょうずな生活?っていわれるとよくわからないです。くるしいね、きみに今度抱きしめて欲しいな。

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