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人権保護の形骸化

 マスク、ミャンマー、香港、BLM、これらは全て人権が問題となって起こっている。もっと身近な例で言うと男女格差の問題。日本は156ヵ国中120位でG7最下位。日本の自殺率も世界上位だ。世界でコロナと同じかそれ以上の問題となっているのは「人の生きる権利」と言える。

 しかし、ここで私が問題としたいのはこれらの問題が上がっているにも関わらず、世界は報道するだけでほとんどそれらの解決に取り組もうとしていないのである。人権問題はミャンマーの例でもわかるようにその国だけで解決することは非常に難しい。人権問題を感じている人たちは当然ながら迫害されている人たちであって、その人たちは声をあげにくい。ミャンマーのように仮に声をあげたとしても既得権益にその声を押さえつけられてしまう。つまり、人権問題に関しては外部からの圧力や介入が必要不可欠なのだ。

 だが、多くの国は既得権益で動いているため人権侵害が認知されていても諸外国がそれに介入することは難しい。声は無視されていくのだ!

 心理学の言葉に「学習性無力感」というものがある。いくら助けの声をあげても誰も助けない場合、当事者は何をしても無駄だと悟り、声をあげなくなるというものだ。恐らく既得権益層はそれを狙って静観しているのだろう。どんな声も無視し続けることにより、結局は敗北するということを熟知しているのだ。

 残念ながら我々一般市民には大きな力は無いし、そして彼らのことを考え続けたいが、自分たちの生活もある。だからこそ瞬間最大風速が吹いた時に全員が呼応することが必要なのだ。このケースの場合、長期戦は負けないまでも、かなりの長期戦になる。その間に失われていくものが数多くあり、その犠牲は払って良いものではない。インターネットというお互いが繋がれる環境が整えられている今、一人一人ができることを最大限にする。そのできることが重ね合わさった時、瞬間最大風速は壁を突き破るほどの大きな力となるのだ。

世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。