病人n日目(染色体異常)

今週の日曜日に、母親から難病に指定される病気に自身がかかっているという告白をされました。
家族全員と、私の旦那さんが揃っており、よし今からみんなでドライブ行くぞというタイミングでした。

その難病とは、寿命が定められていたり徐々に悪化する性質のものではないですが、オスラーという病名で、なんだかSF小説に出てくるジュピターとかケプラーと同じ響きなので、妹と私の厨二病心がくすぐられたりしました。
ただ、遺伝する性質があることと(ちなみに妹や私も遺伝しうるし、おばあちゃんは同じ病気の可能性が高い)、発症するといろんな臓器で血管を余計に作ったりするらしく、鼻血が止まらなかったり出産の時に気をつけたりしないといけなかったりと、なんだかいかにも難病ぽいというか、意味不明な症状だし不便だなあと思いました……。特に脳や肺で症状が出たときは致死率が高いらしいです。たしかに普通にやばそうだもの。

実際母親は妹と私が小学生くらいの時から、鼻血を大量に出す性質で、朝出すことが多いので、よくスーパーのパートのシフトに遅れて行っていました。当時からいろいろ検査に行っていたのですが今頃病名がわかったのと、既に肝臓には血管ができる症状がびっしりと出ていて、肝臓の病になったときは手術が困難になるそうです。


夢を見ました。

原っぱで縄跳びをして、
寝転がって気づいたら夜になり星を見ているのですが
指先や足先や至る所で内出血がおこり、
血が染み出して土に還っていく。

液体が出るだけではなく、
管が根を張るようにうねうねと身体から流れ出て、
草と絡まって身体は大地に固定されました。

眼球の裏からも血の液体と細い管がたくさん出てきて、
内臓からも、骨に絡まったりしながら毛細血管がどんどん染み出してきます。

私は空を見上げているのですが、
ある人に顔を覗き込まれ、もう帰らないとと声をかけられました。
落ち着く自分の部屋の光景が頭に浮かび、
帰りたい気持ちで山々になるのですが、
気持ちに反して口からは、
帰れないんだ、私はオスラーから来た、
オスラーに戻らないといけない、
としか言えなくなってしまいました。


🪐

🩸

🩸血🩸血🩸血🩸血🩸血🩸血🩸血🩸血🩸

起きても鼻血は出なかったので一安心でした。
今日も変わらず、地球で在宅勤務をするのでした。

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