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娘の初登園。

今週から、娘が幼稚園に通うようになった。
2歳と3ヶ月。これまで大切に育ててきた。

私は、フリーランスの物書きだから、基本的には自宅で仕事している。
妻も長い育休をいただき、ずっと3人で過ごしてきた。

例えば、妻が美容室に通うとき。
美容室内の託児所に娘を預けるだけでも、不安でそわそわした。
「我慢できなさそうだったら迎えに行くから」と伝えて、
仕事をしながら緊急出動に備えていた。
それくらい、いつも一緒にいた。

入園式の日も、私たち夫婦の姿見えなくなると娘は泣いた。
登園1日目は、泣きすぎて、園から迎えに来てくださいの連絡。

2日目も3日目も、よく泣いた。
「朝は、幼稚園いかない!」と叫ぶ。私は、胸が張り裂けそうだった。

それが、今日、5日目のこと。
送迎バスに乗り込む娘は、運転手さんに「よろしくお願いします」と
頭を下げる。そのまま、自分の足でバスに乗り込み、座席に座る。

お、おおお。成長してる!
昨日まで、ママにしがみついて離れようとしなかったのに。

泣かなかった娘を見て、泣きそうになった。

幼稚園ではあるが、これから長く続く、
学生生活の一歩を踏み出した娘。

傷つくこともあるだろう。一生の友達にも出会うだろう。
走り去るバスの後ろ姿を見ながら、
この道が彼女の幸せにつながっていることを願った。

さて、土日休んで、月曜からまたがんばろう。
きっと、また泣くだろうなあ。

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