10歳の心の中

2019年2月10日 02:09

いつから「2分の1成人式」なんてものが登場したのか知らないけど、我が家の長男も10歳。

先日の4年生最後の参観日で、「10年後のわたし」というテーマで、全員が作文を発表しました。

何に驚いたって、まぁその作文のクオリティの高さ！

将来の夢は◯◯です。

その夢を持ったきっかけは、こんなことです。

夢をかなえるために今できることは、具体的にこういうことだと思います。

夢をかなえることができたら、次にこんなことをしたいです。

ということを、実によくまとめてありました。

もちろん先生のアドバイスは入ってるんだろうけど、それにしても、どの子も本当にしっかりと自分の考えを持っていて感心した。

小4にして将来に対するこれだけの明確なビジョン…。平成生まれパネェ…。

自分が10歳のころ、こんなにはっきり将来の夢って持ってなかった…と、書こうとしてふと思い出したけど、ありました！

Winkにめっちゃ憧れてて、アイドルになりたかったんだった…(笑)(笑)(笑)

残念ながら自分にはアイドル的要素一切なく、自分でも早々にそこに気付いたので中学入る頃には完全にその夢捨て去ってましたけど(笑)

それに、どんな職業に対しても、今の子どもたちほど具体的な道筋の立て方なんてわからなかったなー。

話は戻りますが長男の夢は、

「プロサッカー選手サッカー日本代表」

だそうです。

まじめに練習する、努力することの他に、私の心にガツッと響いた長男の言葉は、

「サッカーはチームプレーだから、まずは仲間から信頼してもらえるように、そしてプロになってみんなから応援してもらうのにふさわしい人間であるように、人に優しく、みんなを助けてあげられる人になりたい」

でした。（↑ちょっと私がまとめましたが）

大きな夢を描けていること以上に、人に優しくしたいという気持ちを持てる子に育ってくれたことが、とてもうれしかったです。

この日は役員さんの呼びかけで、サプライズで親からも子どもへの手紙を渡しました。

興味を持ったことにはなんでも挑戦してほしい。自分にはなんでも叶えられると信じていていいんだよ。

これから自分の力で乗り越えなくちゃいけないことが増えてくるけど、悩んだり困った時にはなんでも相談してね。

そのままのあなたが大好きだよ！

いつも絶対に味方だからね。

そんなことを伝えました。

家に帰ってから自分の部屋で手紙を読んできた長男、泣き顔で階下に下りてきて、「大切にしまっといた」と言ってくれました。

こんな機会もなかなかないもの。親子ほど照れ臭いもんだしね！

気持ちが伝わっているといいなあと思いました。