グルメな大人にオススメしたい「京都 瓢亭別館の朝ごはん」
かつては祖父母が、今は親戚も多く住んでおり、子どものころから数えきれないくらい訪れている場所
京都
▶︎舞台は京都「祖父とコメ子の物語」↓
そんな京都へ旅行を計画する友人知人に一番よく質問をもらうのはやはり、オススメのご飯。
せっかくの旅行、その中でも回数が限られている食事は超重要案件。外したくない気持ちは痛いほどわかるので、好みなどをヒヤリングしつつ、できる限りのご提案ができるようにと、ついついお節介にも力が入ってしまいます。
ランチやディナーは、場所や人数、好み、予算なども様々なため、ご紹介するお店も割とバラバラなことが多いのですが、
「大人にうれしい、京都らしい朝食!」という朝ごはんのリクエストには、必ず候補に挙げさせていただくお店があります。
それはこちら↓
瓢亭 別館 (ひょうてい べっかん)
約450年の歴史を持つと言われる、日本を代表する料亭のひとつ、瓢亭。
その瓢亭 本館の並びにあるのが、瓢亭 別館です。
なぜ朝食に、本館ではなく別館をオススメするのか、その理由は大きく4つあります。
1つ目は、
朝食としていただける「朝かゆ」が本館だと期間が限られるのに対し、別館だと定休日等を除く原則通年でいただけるから。
2つ目は、お値段が別館の方が若干リーズナブルなこと。
3つ目は、本館は御座敷なのに対し、別館はテーブル席のため、車椅子の方もそのままお席まで進むことができます(ちなみに本館は入り口までとなります)。正座が苦手という方にもオススメです。
ベビーカーに関しては、本館も別館も入り口でお預かりとなります。(店内にベビーチェアなどのご用意はありません)
そして4つ目は、別館はお一人様の予約も可能という点。1人旅や出張で訪れた際にも利用できるのは嬉しい。
ちなみに本館の予約は2名からとなります。
そんな、瓢亭別館でいただくオススメの京の朝ごはんは、こちら↓
瓢亭別館の朝かゆ
朝かゆといっても、お粥だけではなく京料理もセットになっており、まずは八寸と、瓢箪型に重ねられた3段のひさごの器が運ばれてきます。
名物の瓢亭玉子に、
和え物、炊き合わせ、酢の物など、月替わりで食材やメニューが替わります。
こちらは、白味噌の汁物。
ひと口いただくと、天を仰ぎたくなるくらいの上質なコクと旨味。
乾いた朝の身体に染み渡ります。
そして、お粥が登場。
こちらは、冬季限定の鶉かゆ
瓢亭のお粥は米粒がややしっかりした仕上がりで、噛み締めるとお米の甘さもしっかり感じることができます。
また、鶉かゆは白かゆと比べると、鶉の旨味が溶け出ていて、やや濃厚でコクを感じる味わいが特徴。
底冷えする京都の寒い朝にぴったりの、身体が芯から温まるようなお粥です。
手間と技、そして家庭ではなかなか出せない繊細な味付け。大人になった今だからこそわかる、このお味のすばらしさ。
グルメな大人にオススメしたい、
今も昔もお気に入りの、京の朝ごはんです。
コメ子。
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