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【新しい働き方研究】2021年8月18日(水)

現在「新しい働き方LAB」の第一期研究生として妊娠中の働き方について研究しています。

■今日の体調

★★★★☆

多少気力がわいた一日だった。

■合計作業時間

2時間

■作業内容

納品作業
修正依頼対応

■日記

「雄妃ちゃんはこんなにきれいな容姿なのに、なんでそんなに自分に自信ないの?私が雄妃ちゃんの顔を持って生まれたら、毎日鏡を見てうっとりするのに」

これはミス・グランド・ジャパン2016年時代、大会直前のバーベキューであるファイナリストから言われた言葉だ。

あの頃の私に世界レベルの技術などなどなかった。

「迷い込んじゃった小学生みたい」

ミス・グランド・ジャパン2016以来仲良くしている渡辺由梨佳ちゃんにキャンプ中そう言われたことも覚えている。

当時の私を知る人が今の私を見ると「別人みたい」と驚くほど、あの頃の私は側から見ても自信のなさそうな人間だった。

それでもなぜ膨大な労力とお金を注ぎ込み、ミスコンに3回も出たのには訳がある。

私は2015ミスユニバース三重(2014年秋開催)に出場した時に私は「『自分はこんなもんだ』と思うのではなく、もっと自分の可能性に挑戦してみよう」と思うようになり、以降ミスコンに挑戦する際はミスコンで勝利する姿よりもミスコン後の自分を強くイメージし、そのイメージを実現させることに注力してきた。

仕草や態度、表情などは自分に自信がない人そのものだったにもかかわらず、それに不釣り合いなほど自分自身に期待してきた。

自分の苦しみやそれでも捨てきれない夢は、ミスコン現役時代もその後もなかなか人から理解されずまた新たな悩みと孤独を生んだ。

それでも今はこうして「文章が書ける美女」を名乗り、好きな仕事をし、夫と結婚し、妊娠もしている。

少しずつではあるが、初めてミスコンに出場した際に思い描いていたイメージに近づきつつある。

弱冠31歳。

これから子供が産まれるとなると、あの頃抱いていた自己嫌悪が甦ることもある。

今抱えている自己嫌悪はミスコン時代に抱えていたものにとても似ている。

だから子供が生まれたからといって私の自己嫌悪が消えるとは到底思えない。

ただ、自分の未熟さに嫌気がさすことはまだまだたくさんあるものの最近はこの苦悩も若さを証明するものの一つであると捉え、苦悩そのものを受け入れられるようにはなった。

生まれてくる娘のためにも、出産までのおよそ3ヶ月の間はミスコン時代のようにじっくりとこの自己嫌悪を味わおう。

そうすることはきっと、あの頃から抱いてきた自分への期待を実現させ、娘にも、私の周囲にもいい影響を与えるのだと思う。

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