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これからの仕事の話をしよう

 先日は、退職エントリにさまざまな反応ありがとうございました。

 今後の仕事や生き方について、あちこちのSNSで情報を小出しにしていたものの、詳しいことはあまり説明してこなかったので、
「これまでから現在にかけて、どういうことを考えていて、これから何をしていきたいのか」について書いていきたいと思います。


 ここしばらくずっと「自分の仕事が生み出す価値」について考えていました。
 正社員として勤め始めてから7年になるものの、これまであまり結果を出せる仕事をして来なかったな……という思いがずっとありました。
 強いていうなら、2社目の代理店営業の会社では営業成績は悪い方ではなかったものの、ここでは商材の売り方があまり良い形ではなかったため、会社の利益には貢献できたものの、お客様にとっては必ずしも良いものではなかったことに罪悪感もありました。

 もちろんどのようなお仕事であれ、利益を出して経済を回し納税することは尊いことではありますし、求人が出ている以上、そこで働いて結果を出すことは「世の中に求められていること」であるのは間違いないのですが、
①「私ならではの立場から貢献できるものはないか」
②「人気のある仕事や、難易度の低い仕事ではなく、人手不足の業界に貢献できることはないだろうか」

という意識もずっと持っていました。

 一方で、
③「一度きりの人生、独身子なしで特に守るものもないというアドバンテージを活かして、やってみたいことに挑戦したい」
という気持ちや、
④「これからに備えて堅実に貯金もしたいし、これまでの正社員経験を活かして再度、正社員を目指して就活したほうがいいのかもしれない」
という迷いもありました。

①に関しては、私は「人と人や、人と情報とのマッチング」をこれまで褒めていただくことが多く、それを活かした仕事がしたいという想いがずっとありました。(営業職の仕事では近いことができた部分もありましたが、関われる範囲が限られていたため、もどかしい思いをしたこともあります)
 また、はてなブックマーク等のSNSや、任意団体でのミーティングなどでは「ほかの人とは違った角度からの意見やアイデアを提案できること」を評価していただく声もありました。これはおそらく、全国あちこちに住んで多様な人と関わらざるを得なかった経験や、その影響で趣味も多岐に渡ったことから得られた部分が大きいかと思います。

②に関しては、どのようなものがあるだろう……と考えてみたところ、IT関係の仕事、保育や介護や看護に関わる仕事、伝統工芸に関する仕事、農業など第一次産業の仕事、が思い浮かびました。
 ITの仕事に関しては、WebマーケティングやSESの仕事に関わっていたため雰囲気は分かる部分はあるものの、ほかの業界に関しては未知の世界。そこに今から参入して業界に貢献する……というのは、あまりリアリティを持って考えることはできませんでした。
 それに、「人手不足の業界に貢献したい」という気持ちはあるものの、そこに参入してイチ労働者として貢献したいというよりも「業界の構造を根本から見直したい」という気持ちのほうが強いため、必ずしも私自身がその業界に参入する必要はないのかも、と思い直しました。
 産業構造や従事者の人口については、きちんとデータや資料を調べて知ってみたい気持ちはありますし、現場で働く人の声も直接聞いてみたいです。

③に関しては、たとえば今の私が起業して失敗したとしても、子どもや配偶者に迷惑を掛けることはないため、どこかに勤める以外の選択肢を考えてもいいのかも……と漠然と思っていました。(借金ができるとしても、それほど大きなビジネスをするつもりはないのでいきなり何千万になるようなこともないはず)
 また、民間企業で正社員として7年働いてみても、世の中あまりにも分からないことが多すぎて、このまま分かるようになっていく気配もないので、「自分が経営者の立場になったら、今よりももっと色々なものが見えそうだから見てみたい」という気持ちもありました。
 仮に失敗したとしても、経営者の経験があれば、次の転職の際にも活かせるのではないかとも考えています。

 人生で成し遂げたいこととしては、「本を出すこと(ジャンルは問わない)」「Nコン課題曲を作ること」などがありますが、これらに関してはリスクを負う必要もないので、「なんらかの形で発信力をつける」「詩や楽曲制作を続け、発表する」という形で叶えていけたらと思っています。

④に関しては、これまでの正社員の経歴としては事務職を6年、営業職を1年やってきたので、それらの経験を活かした転職ができれば……という気持ちもあります。
 でも、事務職やバックオフィスでキャリアを積みたい気持ちは現状あまり強くはないし、営業職として数字を追いかけるのも結果を出せるかの自信が持てない……。あいだをとって「営業事務」の仕事ができないだろうか、ということを漠然と考えていました。

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 これらのことを踏まえて(踏まえて?)、私が今現在考えているのは、メンズエステの開業。メンズエステといっても、「男性の美容に関するエステ」のほうではなく、「セクシーな格好の女性が、男性のマッサージをするお仕事」のほうですね。

 ただ「女性の雇用を増やしたい」というだけではなく、お仕事からの「卒業後」のサポートもできるお店を作りたいと思っています。ナイトワークへの偏見も薄めていきたい思いもあります。
 キャストの待機時間を活用してスキルアップできる場を作れないかとか、いずれは男性の雇用も増やしたいとか、「待機時間を活かしてスキルアップ」のシステムをうまく作れたら他の業界にも展開できないか……とか、いろいろアイデアも広がります。

 そのため、現在は某メンズエステ店にて店舗スタッフとして研修を積んでいるところです。(接客するキャストではありません)
 このお仕事は毎日ではないため、ほかのお仕事も請けていきたいと思っています。
 現在、何人かの方からWebマーケティング、カスタマーサクセス業務のお話をふわっとご提案頂いています。(ありがとうございます……!)
 ただ、いずれのお話も確定している案件ではないため、引き続きお仕事はお待ちしております。

 そのうち、noteに「仕事依頼記事」も書く予定です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


より素敵なものをお届けできるよう頑張ります。よかったらブログにも遊びにきてね。http://www.wuzuki.com/