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読後感。



映画は長旅ですね。



2年前に撮影した作品がようやく今公開かよ!って思ったりすることってありますよね?テレビドラマの感覚で考えるとそう思っちゃうのかな。

だけど、実際作ってみてその旅の長さを実感しています。



皆様。

もう少しなので待っていて下さい。




そんな僕たちの長編映画『莉の対』はいよいよ試写室で観る段階に入りました。



自宅の設備では観れない、客席とスクリーン、そして音響設備の中

改めて、3時間10分という作品をぶっ通しで観て感じたこと。





正直

「粗っら!!!!!」


と思う箇所も多々ありました。



そういうところも含め、

そこには紛れもなく僕たちの軌跡が映っていました。

1カット1カット。

プロの撮影チーム・制作チームを入れずに、自分たちで試行錯誤、勉強しながら通年で撮影しきった軌跡が

良くも悪くもちゃんと映っていました。



僕はもう編集段階で2万回以上は観たんでお客様と同じ感覚になることは難しいです。自分が役を演じているのでそこへの感情移入もあったりしてフラットに観ることができません。

だけど




めっちゃええシーンやん。



と思うシーンがいくつもありました。

僕の拙い脚本とディレクションでよくこんなシーンになったな。と。
俳優の皆さんとクルーのみんなの頑張りのお陰ですね本当に。

3時間10分観終わった後、僕がお客様に感じて欲しいものが、ちゃんとそこにあったなぁって、僕は思いました。



やっぱり家じゃなくて、映画館で観る良さってあると思います。

この映画は、ある意味とても贅沢な映画です。

『味わう』という事がよく合う作品だと思います。








終わった後、彰夫にどうだった?って聞いたら

「意味わからんすけど、泣きました」

って言ってました。笑



だけど、僕は嬉しかったです。

「泣きました」だったら全然納得してなかったけど、「意味わからんすけど泣きました」は嬉しかった。相方から聞ける言葉としてはベストでした。




まあ、お金をかけて試写したけど、

字幕やら音響やらがくしゃくしゃしてて、またやり直しです。

その作業も大変だし各所頭下げてお願いしたりお金も余計にかかったりで

ここクリアしたら一安心!!!

って思ってたけど、僕たちはまだここをクリアできずにおります 笑



くそー

期日が迫ってきてヤベェぞ〜。

莉の対は、いっつもギリギリでした。

だけど、ギリギリでいつもすり抜けて来たので今回もいけるでしょう!!

という希望的観測・・・








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