僕なりの、証明。
鋭意、パンフレット製作中です。
只今『莉の対』を作り始めた最初の頃からの出来事を全て棚卸ししています。
その際に、このnoteが非常に役に立っています。
一番最初に書いた記事から全部読み返しているのですが、まあ忙しい2年だったのによくもまあマメに書いたよなぁと。一つの記事を書くのに、長いと1時間とかかかるのに。
まだ2022年6月までしか読み返せてないから、あと2年分あります笑 なげぇ。
読者に記事を届けるのはもちろんですが、自分の為のログでもあると思っていたので、ようやくその価値を発揮し始めました。これからもこのnoteは僕にとってはログでもあり続けるので、時には皆さんいとってはマジで不要な情報も流れてくることをご容赦ください。
今日は一つ嬉しいことがありました。
国内初上映を迎える、テアトル新宿さんに『莉の対』のポスターとチラシを納入してきました!!
映画のポスターができるのは夢だったし、それが貼られているのを見るのもすごく嬉しいんです。オランダで初めて見た時は本当にテンションが上がってしまいました。
国内版のポスターは海外版に微調整を加えただけなので、ポスターが仕上がってくることにそこまで感動はなかったんですが、いざ劇場に持って行って額に入れてもらった時はキャッキャしちゃいました。そしてそうやって純粋に喜んでいる自分が初心の自分で嬉しかったです。
この劇場にお客さんが来てくれる日を想像するとドキドキとワクワクとハラペーニョが止まりません!
いざ額に入って飾られているのを見ると
やっぱり異彩を放っているポスターだなと感じます。
白黒にするとシャレオツ感が出る、という単純なものではないと思っています。まるで映画のポスターではない感がするんですよね。映画のポスターなのに映画のポスター感ないってどうなん?って話でもあるんですが笑 僕が気に入っているからいいとしましょう!
是非皆さんも写真を撮ったりして愛でて下さいね。
話は変わります。
僕は本当に映画というものが分かっていないのかもしれません。
僕が映画館での上映を成功させようと方法や考えを述べると、映画関係者の方々は口を揃えて
「それは舞台のやり方だね」
と仰います。
それ、ちょっと悔しいんです。
僕は舞台を長年やらせてもらってきて、「お客様に観てもらう」事の重要性とその為の努力をしてきたつもりでした。舞台俳優にとって、「数字」はとても大切です。高いお金と時間をかけて足を運んでくださったお客様に、お芝居とカーテンコールの「ありがとうございました!」で全力で感謝をお伝えする事でしかお返しができないけど、受け取ってくださった方がまた舞台を観に来てくださる。
その感覚は映画には通用しないよ、と言われている気がして僕は少しだけ反発したい気持ちになります。
もちろん、映画と舞台ではビジネスモデルが全然違うので収益構造も違います。舞台では一週間の公演を満席にすれば、黒字になりますが、映画では一週間劇場を満席にしても到底黒字にはなりません。
だけど、舞台のやり方が通用しないか、僕は戦ってみるつもりです。そこには僕なりの舞台や演劇への感謝とリスペクトの気持ちがあるからです。
一週間でも沢山の人が映画館に来てくれれば、それが次に繋がると思うし、宣伝費を沢山かけて、僕や作品を知らない方々がポッと映画館に足を運んでもらうという戦略も取れないですから。
まずは一週間。
僕にできるベストを尽くして、
僕なりの証明をしたいと思っています。
もちろん、僕一人の力では何も生み出せませんので
協力してやるぜ!
という方は踊り子と大福餅をご用意して大歓迎しますね。
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