馬鹿になることが大事

大人になるにつれて将来のことを考え出す。早い人では、中学生くらいから考え始めるものでしょう。計画だったり、夢や目標を立てることを学校では学びます。将来就きたい職業などを決めさせられます。

しかし、そもそも今まで学校生活しかしていなく、世の中にどんな職業があるのかを全く知らない状態で、やりたいことを考えるなんて無理があると思います。
年を取りながら、色々な経験をして、体験してみてやりたいことは見つかるものです。

人生はいつだってわかることよりも、わからないことのほうが確実に多いです。ファイナンシャル・プランナーのような計画を考えても、そりゃうまくいくわけありません。

リーマンショック、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、世界規模の危機から交通事故、精神疾患や病気など個人的危機まで、人生は生きているだけでリスクを取っているのです。

どこかで皆、わかっていると思います。人生は思い通りにならないし、貯金を頼りに生きていくなんて現実的ではないことをです。

私は、人間は馬鹿な部分もなければならないと思っています。馬鹿=考えないということです。
世の中には考えてもしょうがない問題が山程あります。
老後のこと、人間関係のことなど考えてもしょうがないことは考えないようにしましょう。
今の時間をすり減らしてまでやることではありません。
皆が知っていますが、ロシアがウクライナを攻めました。専門家の方で、プーチンの過去の行動や言動から、確かにおかしかったし兆候はあった、などの意見がありますが所詮後付の論理でしかありません。

結局の所、人生はわからない、不確実性の高いのですから少なくとも十年先の自分の人生なんて考えなくて良いのです。
今を生きれないのなら、十年後も大して変わらないですからね。

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