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【入社エントリ】目の前の一人ひとりが、望む働き方を叶えられる社会にしたい

こんにちは。広報の目黒です。
今回は、2023年9月にHRBPとして入社された松本さんにインタビューしました。

このシリーズでは、クロスビットが着目している社会課題や実現していきたい社会について、社内メンバーの入社理由から紐解きます。

松本さんはより専門性を高めたいと転職活動をスタート。キャリアに迷っていた松本さんがクロスビットでの人事に挑戦しようと思ったのは、「誰もが望む働き方」を実現できると思ったため。どうしてそう思えたのか、彼女の原体験も聞きました。
入社を決意するまでにさまざまな葛藤のあった彼女の背中を押してくださった、株式会社リブの高山様にもお話を伺いました。

<出演者紹介>
松本 藍(まつもと あい)
株式会社東北新社に入社し、洋画・テレビシリーズの日本語版制作や映像・画像使用権の窓口対応を5年担当。その後LINE株式会社(※現:LINEヤフー株式会社)にて約5年間、技術者向けトレーニングの企画運営や技術組織のコミュニケーション活性化、外国籍エンジニアの働く環境整備などを行うDeveloper Relationsとして活躍。2023年9月からHRBPとしてクロスビットにジョイン。

高山様
株式会社リブのLIBZ 幹部ドラフト(キャリアカルテに興味を持った企業が立候補する仕組みを取り入れた、新しい形のエージェント)サービスのキャリアアドバイザーをご担当。


シフトワーカーとしての経験から、『らくしふ』に想いを乗せられると感じていた

目黒:松本さんと、転職活動のご支援をしてくださったLIBZ 幹部ドラフトの高山様にインタビューしていきます。本日はよろしくお願いします。
まずは、松本さんに質問です。転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?

松本:その当時は今後のキャリアに迷っていて、何か一つ、専門性の高いスキルを身につけたいと感じたことがきっかけでした。
当時はLINE(※現:LINEヤフー株式会社)で業務幅の広いDeveloper Relations室Developer Successチームに所属していました。私の主な役割は社内向けの施策として技術者向けトレーニングの企画運営や技術組織のコミュニケーション活性化の企画、外国籍エンジニアの働く環境整備など、バックオフィスとのコラボレーションの多い業務を担当することでした。
業務の幅が広いためさまざまなことにチャレンジできる一方で、何かに特化した専門性の無いことに危機感を感じていたんです。そのためこれまでやってきたことを活かしつつ、ジョブチェンジをして専門職として成長できる環境を求めていました。

目黒:スペシャリストとしてキャリアを積みたいと考えられていたのですね。ちなみに、「この領域のサービスを展開する企業で、スキルを磨きたい」と当時から望まれていることはあったのでしょうか?

松本:前職が自社プロダクト企業だったこともあり、私にとっては、自社が提供しているプロダクトに想いを持つことが日々の業務の活力になります。そのため、自分自身が想いを乗せられるサービスを展開する企業で専門職としてチャレンジしたい、と考えていました。
その意味でクロスビットの展開するサービスは、もともとシフト作成に課題を感じていた原体験があるんです。高校時代から8年間、シフトワーカーとして飲食店で熱心に勤務していた過去があります。その当時、アルバイトリーダーとして自分自身がシフトを手作業で作成する業務を担当をしていました。出勤当日に急遽体調不良で休み希望の連絡がきた際は、提出された紙のシフト表を元に手書きで新しい紙に最新のシフト表を作成したり、まさに今お客様の方々が追われているような対応に追われたりしていた日々でした。その時はまだ世の中に『LINE』も無く、手書きでのシフト提出・作成が当たり前だったため、今回クロスビットのサービスを知った時に「当時に『らくしふ』があればどれほど業務が楽になっていただろう」、とサービスを身近に感じることができました。

目黒:私が学生だった頃も、シフトは全て手書きでした。シフトの提出のために、出勤日でないときもアルバイト先に行く必要があった記憶が蘇ってきます。『LINE』を取り入れたサービスは画期的ですよね。

「全力で私のキャリア実現をサポートしたい」と言ってもらえたことからキャリアを築ける可能性を感じた

目黒:松本さんは、『LIBZ 幹部ドラフト』経由でクロスビットに参画されましたよね。
ではここからは高山様に伺います。どのような点が松本さんにマッチすると感じ、クロスビットをおすすめしてくださったのでしょうか?

高山様:松本さんと面談でお話した際は「ビジネスパーソンとして覚悟と責任感のある方」という印象を受けました。キャリアや職務のミッションに対して、誠実で責任範囲を狭めずに尽力されてきた方だと、言葉の端々から感じ取れました。
またクロスビットさんの採用責任者の方からも、カジュアル面談後に「全力で松本さんのキャリア実現をサポートしたい」という想いを伺ったことと、松本さんの経験やお人柄自体を評価していただいていたことから、松本さんの望むキャリアをスタートできるのはクロスビットさんしかないと思っていました。

目黒:高山様の後押しもあり、松本さんはカジュアル面談後の本選考に進まれたのですね。

松本:そうです。自分の過去のシフトワーカーとしての経験からプロダクトへの親和性を感じたことと、「全力で私のキャリア実現をサポートしたい」と言ってもらえたことからキャリアを築ける可能性を感じたことで、本選考に進む決意をしました。


より良い「働く」仕組みや環境をつくれるのは、クロスビットであり、役割は人事だと思った

目黒:松本さんは内定が出てから入社を決意するまで、少し時間が必要だったと聞きました。内定が出てから入社承諾に至るまでの間に、どのような葛藤があったのでしょうか?

松本:クロスビットから内定をもらった当初は、ほかに選考を進めている企業がないことで比較対象が無く、子供との生活もあったため、本当にこのタイミングで入社を決めて良いのかを不安に思っていました。
そのため高山様やクロスビットのCHROに相談し、他社の選考も進めることにしました。その中で、キャリアを積む上で自分の求めるものは「人事として担当できる業務範囲の広さ」だと、はっきりと見えてきたんです。分業だと巡ってくるチャンスは少ないこともありますが、専門職として上流の設計から実際に手を動かすところまで、スピード感を落とさずに一貫して業務を経験できれば、尖ったスキルを身につけられるのではないかと。

目黒:ちなみに、松本さんが「人事」としてキャリアを築きたいと思うに至ったのは、過去のご経験がきっかけだったのでしょうか?

松本:そうです。やりたいことに挑戦しつつワークライフバランスも実現するには仕組みや環境が必要です。私は幸いにも恵まれていたと思いますが、周りの友人は時短勤務では正社員になれなかったり、ご家族と離れて暮らしていて働き方を制限しないと子育てが困難だったり••••••。そのような状況を目の当たりにし、自分がもらったチャンスや環境を再現したり、より良くしたりして困ってる方に届けたいと思うようになりました。それを最も実現できるのがクロスビットであり、役割でいうと人事だと思ったんです。

目黒:クロスビットのMissionには、「働き手の誰もが自分らしい働き方を選択できる社会を目指す」の想いも込められています。これまで松本さんの体験したことをもとに、同じような体験をできる方を増やしたいという望みが、Missionや人事の役割にリンクしていますよね。


目の前の一人ひとりに価値を届けられる確信が持てた

目黒:松本さんは、そのような葛藤の過程で多くの気づきがあったのですね。
では、ここから高山様に質問です。松本さんが葛藤する過程で、どのように背中を押してくださっていたのでしょうか?

高山様:入社を決めるまでの判断は慎重になっていらっしゃいましたが、それは任されたミッションでしっかり成果を出したい気持ちがあるからこそだと感じていました。松本さんはご自身にとって必要な経験や活躍できる環境が何なのかの解をお持ちだったため、言語化をしながらクロスビットさんでのキャリアについて向き合っていただきました。

目黒:松本さんの解を言語化する過程を、共に歩んでくださったのですね。
では松本さん、ぜひ最終的にクロスビットへの入社を決めた理由を教えてください。

松本:「プロダクトへの思い入れが持てる」「事業所と働き手の双方に価値貢献ができる」「信頼できる人がいる」ことです。
シフトワーカーとしての勤務経験から、何がどのように便利になるかのイメージが湧き、『らくしふ』に気持ちを乗せることができました。
また私は目の前の一人ひとりを大切にすることに重きを置いており、事業所様だけでなく働き手にも価値貢献をしたいと思っていました。
転職活動を始めた当初、クロスビットは「シフト作成を楽にするプロダクトを作ってる会社」のイメージだったんです。しかし選考を進める中で、「シフトを起点に取得できるデータを活用し、事業所様だけでなく働き手にも目を向けて、誰もが自分らしい働き方を実現できる社会を実装しようと奮闘している会社」だと知りました。そう分かったことで、「子供がいるためお給料はある程度ほしいが時給が安い」「お客様が多い金曜日のシフトに入っても比較的余裕のある水曜日の勤務と賃金は変わらない」「もっと評価されてもいいのに役職はメンバーのまま」などの状況をクロスビットなら変えられる、「目の前の一人ひとりを大切にできる」と確信できました。

松本:さらに面接を通して「この人たちなら信頼できる」と思えたことも、背中を押してくれました。前職の看板が大きく、面接では色眼鏡で見られることに負担を感じることがありましたが、クロスビットは「前職の看板を持った私」ではなく「私個人」をみて、一緒に何ができるかを伝えてくれました。また「組織をこうしていきたいが、まだ課題がこんなにある」と繕わずにさらけ出してくれ、採用候補者の一人である私の意見や提案に耳を傾けてくれたことにも惹かれ、入社を決意しました。

高山様:私たちは転職・採用の場において、当事者間の直接の想いのやり取りが一番大切だと考えています。このご縁が形作られたのは、何よりクロスビットさんの人事責任者の方と松本さんご自身がしっかりと向き合い、本音をぶつけ合ってくださったからこそだと思っています。

信念は、「最後は人」。目の前の人を大切にすることを忘れない

目黒:HRBPとしてジョブチェンジした現在、松本さんがクロスビットのミッションを実現するために、ご自身が大切にしていきたい姿勢を教えてください。

松本:目の前の人を大切にすることです。
どんなにいい思想や構想があっても、人を大切にできなければその思想を実現する仲間は増えず、プロダクトを開発することもできません。私も目の前の業務に追われてしまうことがありますが、常に周囲を巻き込みながら「目の前の人を大切に」する気持ちを忘れずに、組織面での成長をリードしていきたいです。

目黒:構想を実現するために成果を出すことも必要ですが、「目の前の人を大切に」することは常に意識すべきことですね。先をみるだけでなく、手元にも光を当てる。周りが見えなくならないよう、私自身も意識したいなと感じました。


目黒:では最後に、高山様。松本さんへぜひエールをいただきたいです。

高山様:望んだとおりのご転職を実現できたのは、松本さんが新しいチャレンジをご自身でつかんだからこそだと思います。ご自身のスキルや経験を広げたいという気持ちを糧に、面談で会ってみる、話を聞いてみる、と一歩踏み出せたのは松本さんご自身の行動力です。きっとこれからのキャリアも人生も思い通りに描けると思います。そんな松本さんのご活躍と、クロスビットさんの益々のご発展を心より楽しみに、そして応援しています。

松本:ありがとうございます。HRBPはHRのビジネスパートナーです。人事だからと事業やビジネスから距離をおかずに、今後も事業成功への伴走者であり続けます。

目黒:松本さん、これからもミッション実現に向けて一緒に頑張っ​​ていきましょう。高山様、今後もぜひ、クロスビットのミッション実現にお力を貸してください。お二人とも本日はありがとうございました。

<ご支援くださったLIBZ 幹部ドラフトについて>
「LIBZ ドラフト」は、理想のキャリアや働き方が叶えられる仕事とすぐに出会える「逆応募型転職サービス」です。過去の実績や経験だけでなく、仕事を通じて培われてきた価値観や思考性などの魅力を伝える独自のフォーマットを用意し、キャリアカルテに興味を持った企業が立候補する仕組みです。また専属のキャリアコンサルタントが充実したサポートを提供されています。

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