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ある普遍的なテーマの話~実家ではテレビドラマをよく観ていた私バージョン~


今日、過去の名作ドラマを集めた特番がありましたね。
テレビドラマをよく観る家庭だったので、懐かしいものがたくさんあって、とっても楽しかったです。
踊る~のサントラめっちゃ聞きたくなった……(笑)

で、刑事ものとか弁護士ものとかで取り上げられた名場面を観ていて思ったこと。
根底にある普遍的なものは、やっぱり「正義」という命題なんだなということ。

自分のことしか考えずに行動してはいないか。
大きなもののために小さなものを犠牲にすることは正しいのか。
自らの頭で考えることを放棄して、周りに流されてはいないか。
正しさを振りかざす世論が生むうねりは、善にも悪にも成り得ることに気付いているのか。
などなど。

人は忘れる生き物だから、
こういう作品が生み出され続けているんだと思う。
私たちには心があって、考える力があって、あらゆる選択を自分自身がしているのだということを、
作品を通して何度も思い出すことができるように。

(最近でいうと、3年A組は、私にはとても刺さった。
 アレをただのフィクションで終わらせちゃいけないと思った)


エンターテインメントって、無くても生きていける「娯楽」なのかもしれないけれど、やっぱり私は必要だと思う。

エンタメの何を好むかは人それぞれで、
(たとえばドラマだったりバラエティーだったり、
 テレビではなくて舞台だったり、映画だったり、
 芝居ではなくて音楽だったり、本だったり、
 マンガや絵画だったり、挙げればキリがない)
どんなジャンルを媒体にしたとしても、
感情が動いて、いろいろなことを考えるきっかけになる。
表現者を通して想像力を養うこともできる。
自分が何に惹かれるのかを知ることもできるし、
何を拒みたくなるのか予習することもできる。

自分の目や肌を通して受け取ったものを、自分の頭で考えること。
自分の中にある正しさと、世間に満ちた正しさをそれぞれ受け止めて理解すること。
表現者を通して語られる正義の形は、そういう価値観に直面させてくれる。こういう文化を、失ってはいけないと思う。


と、いうことで。
エンタメとともに生きていきたいな~と思いつつ、
踊るとかHEROとか古畑とか99.9とかそのへんの作品をまた観直したくなったのでした!



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