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人は行動しないとダメになる

人間、動かないでいると心も体もダメになる。ダメになるというのは比喩ではなくて、動かない生活をしていると本当に生命力がなくなるのだ。例えば、老人が脚を骨折したら、それが切っ掛けで急激に衰えて寝たきりになってしまうといったことは聞いたことがあるだろう。お年寄りに限らなくても、引きこもりの青年がいつしか入浴を拒むようになり、程なくして突然死するといったケースもある。こうした事例を見ると、生きる為には動き続ける必要があるのだと思う。

実際、100歳近い年齢でも元気な人がいるが、そういう人はだいたいエネルギッシュだ。日常的に外に出たり、歌ったり、美味いものを食べたりと年齢を感じさせない行動力がある。
これは推測だが、彼らの行動力の源は健全なメンタルにあると思う。メンタルが健康でポジティブな思考をしているから、老いに対する不安や悲観よりも、楽しいことや刺激的なことを求めるのではないだろうか。ちょうど、風邪を引いた子供が外で遊びたいと言うように、老いてもなお欲求に素直になれることが元気の秘訣なのかもしれないと思う。反対に、メンタルが落ち込んでネガティブ思考になれば、行動力が無くなるのは容易に想像できるだろう。

これまで、元気だから行動力が生まれると思っていたのだが、もしかしたら逆で、行動力があるから元気でいられるのかもしれない。そして、その行動力を生み出すのは健全なメンタル(思考)なのだろう。
遠慮したり卑屈になったりして自分の欲求に蓋をすれば、たちまちダメになってしまう。心の赴くままに、やりたいことに挑戦しよう。

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