Soar

30代のうつ病患者。3年前に仕事が原因でうつ病を患い、就労不能に。 就労トレーニングの…

Soar

30代のうつ病患者。3年前に仕事が原因でうつ病を患い、就労不能に。 就労トレーニングのつもりで「note」を更新し、社会復帰とうつ病の寛解を目指します。

最近の記事

  • 固定された記事

やめてスッキリSNS

 僕はXもインスタもやっていないのだが、そんなことを言うと変わり者のように思われる世間の風潮が気に食わない。僕はSNSを食わず嫌いしているわけではない。Xもインスタもアカウントを開設してみたことはある。そのうえで、やらない方にメリットを感じたからやっていないのだ。  何故SNSをやらない方にメリットを感じたのかというと、そこに流れてくる膨大な投稿が僕にとってクソどうでもいいことばかりだからだ。SNSを開けば承認欲求を満たしたい人間の、1mmも役に立たない投稿が嫌でも目に入る。

    • うつ病を経験した僕が気分を安定するためにやっていること

      ふとした瞬間、とてつもなく気持ちが沈んでしまって、苦しくなる。 そんな経験はないだろうか? 僕は、うつ病を患っているということもあって、度々そういうことがある。 実は、昨晩から今朝にかけて「消えてしまいたい」と思うほど、激しく気分が落ちていた。 通常、これほどまでに気分が落ち込めば、数週間から数か月もの間引きずってしまうのだが、今回は不思議なことに一日で復活して、こうしてnoteを書くことほど前向きな気持ちになることが出来ている。 自分でもどうして今回は早く立ち直れたの

      • 人生のどん底で見つけた 仕事選びで最重要視すべきこと

        新年度が始まって、多くの人が新たな職場でスタートを切ったことだろう。最初は、右も左も解らないことだらけで適応することに精一杯かも知れない。でも、徐々にその環境や仕事に慣れてくると、ふと、こんな疑問を抱く人もいるのではないだろうか。 「この仕事は自分にあっているのか?」 この疑問は僕自身も抱いた疑問だ。そしてその度に「知識やスキルが活かせるからこの仕事がベストだ」とか「良い給料で安定しているから良いじゃないか」と自分自身に答えてきた。 しかし、その答えに納得したことは一度た

        • 校則の厳しい学校は人の成長を妨げる

          僕には後悔していることがある。それは、高校受験で志望校を適当に決めたことだ。僕が志望校を決めた理由は、家から一番近いというのと、大学までエスカレーター式に進学出来るという、いい加減なものだった。 結局、志望校には受かったものの、そこでの3年間は何とも味気ないもので、当時の僕にアドバイスできるのなら、「貴重な3年間で自分が何をして、どうなりたいかよく考えて進路を決めなさい」と言いたい。 僕が通っていた高校は「教育」の名のもとに、生徒を徹底管理する学校だった。携帯電話の所持は禁

        • 固定された記事

        やめてスッキリSNS

        • うつ病を経験した僕が気分を安定するためにやっていること

        • 人生のどん底で見つけた 仕事選びで最重要視すべきこと

        • 校則の厳しい学校は人の成長を妨げる

          人は行動しないとダメになる

          人間、動かないでいると心も体もダメになる。ダメになるというのは比喩ではなくて、動かない生活をしていると本当に生命力がなくなるのだ。例えば、老人が脚を骨折したら、それが切っ掛けで急激に衰えて寝たきりになってしまうといったことは聞いたことがあるだろう。お年寄りに限らなくても、引きこもりの青年がいつしか入浴を拒むようになり、程なくして突然死するといったケースもある。こうした事例を見ると、生きる為には動き続ける必要があるのだと思う。 実際、100歳近い年齢でも元気な人がいるが、そう

          人は行動しないとダメになる

          本当に美味いものはスーパーに売ってない

          最近、地方に行くとほぼ確実に美味いものに出合う。特に、その地方で生産されているものというのはハズレが無い。その土地で生産された『本物』を味わうことで、普段スーパーで買って食べている食材との違いに気づいたりする。 スーパーには、安全で新鮮で一定水準をクリアした商品が並んでいるが、『本物』と呼べるほど美味い商品に出合うことは無い。品質も値段も大衆受けするものを売っているのだから当然だ。 本当に美味いものには価値がある。そういうものは、販路も限られていて簡単には手に入らない。近所

          本当に美味いものはスーパーに売ってない

          プロテイン飲まなくても問題ないかも?

          今日もジムに行ってきた。今のジムに通い始めて半年くらい経ったのだが、だいぶ身体に厚みが出てきた。通い始めた頃に買ったウェアは、胸周りと腕のところがきつくなってきて、そろそろ新しいのを買わないといけないだろう。たった週2回のトレーニングだが、本気でやれば変われるものだ。 僕は乳糖不耐症と大豆アレルギーがあるから、今はプロテインを飲んでいない。栄養補給は1日3回の食事で、ごく普通の量の家庭料理を食べているに過ぎないが、それでも身体は大きくなっている。 それもそのはず。人間の身体

          プロテイン飲まなくても問題ないかも?

          『牛にひかれて善光寺』伝説の登場人物、全員諦めが悪い。

          今日は『牛にひかれて善光寺』伝説の舞台である、布引山釈尊寺へ。『牛にひかれて善光寺』とは「思いがけない出来事や計らいによって、良い方向に導かれること」を意味する諺ですが、その由来となった伝説をざっくりまとめると、下記のようになります。 ”昔々、信濃の国の小県(ちいさがた)の里に、信仰心の無い強欲な老婆がいました。ある時、婆様が軒先で布を干していると、どこからか牛がやって来て、干した布を角に引っ掛けて走り去っていきました。これに腹を立てた老婆は、布を取り返したい一心で牛を追い

          『牛にひかれて善光寺』伝説の登場人物、全員諦めが悪い。

          うつ病のデジタル療法に期待

          退屈な時間は恐ろしい。メンタルが落ちているときに退屈を感じると、ネガティブな思考が加速してとことん陰鬱な気分に陥る。じゃあ、退屈しのぎに何かすればいいじゃないかと思われるかもしれないが、うつ病を患って以来、メンタルが落ちると物事に対する興味も行動を起こす気力も不思議なほどに湧かない。だから気分転換が出来ないのだ。そんなわけで、僕にとって退屈な時間というのは、ネガティブ思考の反芻が終わるのを、ひたすら耐えなければならない拷問のような時間なのだ。 そんな退屈の恐怖から逃れるには

          うつ病のデジタル療法に期待

          『Restart』うつ病は人生の転換期

          うつ病になる原因は人それぞれだが、共通していることがあるとすれば、それは脳疲労だろう。不安やストレスをうまく処理できず、常に悩んだり嫌なことを考えたりしているうちに、脳疲労が蓄積して徐々に症状が現れることもあれば、本人が無自覚のうちに疲労を溜め込んでしまって、突然心身に異常をきたして発症に気づく場合もある。いずれにしても、脳疲労が溜まりやすい『習慣』や『考え方』をしてしまっていることが問題なのだが、うつ病を患う前にこの問題に気づくのは難しいのではないだろうか。 脳疲労が溜ま

          『Restart』うつ病は人生の転換期

          タイパよく働くなら集中するしかない~集中力は工夫次第で何とかなる~

          技術職として働いてきた経験から仕事で最も重要なことをあげるなら、それは”集中力”だと思う。技術の仕事は考察や解析、解析結果の検討等の煩雑なタスクが多いので、集中して取り組まないとタイパが悪い上に重大なインシデントに繋がりかねないからだ。 しかし、高い集中力を維持して仕事をするのは結構難しいことだと思う。そもそも、人間の集中力自体が長く続くものではないうえに、電話対応や抱えているタスクに気を取られれば、目の前の仕事に100%集中することは出来ない。その結果、無駄に時間をかけて

          タイパよく働くなら集中するしかない~集中力は工夫次第で何とかなる~

          神戸大の非公認サークルの報道について思うこと~誰に対しての謝罪?何に対する責任?~

          神戸大学の非公認サークル「BADBOYS」が、春合宿で訪れた旅館の天井や障子を破壊したというニュースを見た。報道では『迷惑行為』と表現しているが、何故そんな濁した表現をしているのだろう? 彼らのやったことは『建造物破壊罪』と『器物破損罪』というれっきとした犯罪だ。言葉の重みが違う。 彼らは学生とは言え成人だ。自分自身で行った行為に対する社会的責任を負わなければならない。世の中には、将来のある学生だから大目に見ろという意見もあるが、それは全く公平性に欠けた意見だと思う。彼らと

          神戸大の非公認サークルの報道について思うこと~誰に対しての謝罪?何に対する責任?~

          働き過ぎて社会的意義を見失ってないかい?

          ニュースで、教員や医師の長時間労働が問題になっていると報道されていた。いやいや、何を今さら。もう10年以上前からそんなことは問題視されていたではないか。その対策案として『急患の受け入れ制限』とか『卒業文集を無くす』とか言っているが、長時間労働の原因を”患者”や”生徒”が居るからと言わんばかりの対策案に何かモヤっとするのは僕だけだろうか。 急患の受け入れを制限したら患者の重篤化や死亡するケースが増えることは容易に想像がつくのだが、高齢化社会真っ只中の日本において求められる、社会

          働き過ぎて社会的意義を見失ってないかい?

          地獄の新入社員研修の思い出

          もうすぐ4月。毎年この時期になると『新入社員研修』のことを思い出す。同期入社のみんなで田舎のホテルに2泊3日で泊まり込み、先輩方やセミナー講師に色々と”指導”されるのである。 今でこそ笑い話に出来るが、あの時はだいぶ精神的に追い込まれた。何しろ同期全員が泣いていたくらいだ。自分の人生の中で「うつ病」の次に”正常な思考が削がれた”出来事と言っても過言ではない。 研修初日はグループワークや討論会といった、ごく普通な内容だったが、2日目から雲行きが怪しくなった。たしか午前中は”社

          地獄の新入社員研修の思い出

          城巡り『岩村城』

          日本三大山城の1つ、岩村城(岐阜県恵那市)に行ってきた。城の歴史は古く、鎌倉時代までさかのぼる。当初は平たん地に館や砦が築かれている程度のものだったそうだが、戦国時代の織田家・徳川家・武田家との抗争の際に改築し、山全体を要塞とする巨大な山城に変貌したそうだ。現存する石垣は総延長1.7kmにもおよび、まるで城全体が要塞都市のようである。 山頂は本丸跡となっており、すぐ近くに駐車場があるので車でも行けるのだが、今回は麓から歩いてみることにした。道中は石畳が敷かれているので歩くこ

          城巡り『岩村城』

          ”正しい努力”とは“目標達成に必要な課題”のことである

          ジムに通い始めて半年あまりになる。通い始めた当初と比べれば、扱う重量も着実に増えているし、鏡を見れば筋肉量が増えて身体に厚みが出てきたことが一目でわかるようになった。一方で、僕と同じようにジムに通っていても、全く重量が伸びていなかったり、体型が変わっていなかったりする人もいる。どうしてこのような違いが生じるのだろうか? 答えは簡単だ。”正しい努力”をしてきたか、否かということに尽きる。つまり、間違った努力をしていては成果は出ないということだ。トレーニングで筋肉を増やすことを

          ”正しい努力”とは“目標達成に必要な課題”のことである