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テーマ選び第1弾 コーヒーの世界 vol.1

多趣味なので、色々書いてみてテーマを絞ってみる第1弾。

「コーヒーの世界」です。コーヒーは大学時代に実家の近くにできたカフェのマスターと仲良くなったことがきっかけでどハマりしました。書きたいことは山ほどあるのですが、今回は私とコーヒーの出会いについて語りたいと思います。

カメイ珈琲店さんとの出会い

私の実家は少し前まで村だったほど田舎なのですが、そんな場所に期間限定で本格的なコーヒーが飲めるカフェがオープンしました。
コンビニもないような田舎に本格的なカフェができたということで、当時大学生であった私は帰省の際に立ち寄らせて頂きました。
行ってみると、海と江戸時代から明治時代にかけて活躍した北前船が一望でき、とても素晴らしいロケーションです。

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参照:https://retty.me/area/PRE18/ARE308/SUB55204/100001325993/photos/

この店のオーナーさんはご先祖が北前船の船主である右近家の船頭を務めていたゆかりで、この地にカフェをオープンしたそうです。オーナーさんはこれまでアフリカのコーヒー会社でアフリカの小規模農園について研究したりと、とても面白い経歴の持ち主でした。

一杯のコーヒーができるまで

オーナーさんの話を聞いて、初めてコーヒーが多くの工程を踏んでできていることを知り、その奥深さに魅了されました。私の場合はコーヒーの焙煎や豆の品種よりも、今飲んでいる一杯ができるまでの工程を知ったことがコーヒーの世界に魅了されるきっかけとなりました。

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そもそもコーヒーは果実からできていて、焙煎前は緑色だとか初歩的な部分からアフリカの農園でどのように作られているかまで驚きの連続でした。

コーヒー生産者の置かれている状況

特に衝撃を受けたのがコーヒーを作るまでの手間ひまを考えると農園が得られる収入はごくわずかで、中小規模の農園は常に苦しい経営であることです。
今の時代、美味しいコーヒーが非常に低価格で飲むことができますが、その裏に被害を被っている生産者がいるかもしれません。
例えば、私たちが当たり前に飲んでいるコンビニの100円のコーヒーは、実は正当な対価を払っていないのかもしれないと思いました(もちろん輸入している商社の努力の賜物だとは思いますが)。
高級店を除く、大量消費されているコーヒーの場合は1杯あたり約2円ほどしか農園は利益を得られない場合もあるそうです。
コーヒー生産国の多くは新興国のため、より利益を得られる麻薬の栽培に走ってしまうケースも多いそうです。
フェアトレードと言って、最低買い付け価格を定めて小規模農家を守る動きもあるものの、農園には利益が限られているにも関わらず商品価格が高かったり、認証制度の限界が指摘されており、課題も多いと伺いました。
そんなこんなで暗い話にはなってしまいましたが、奥深さに心惹かれ、コーヒーの世界に足を踏み入れることになりました。


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