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僕がjubeatを続ける理由

11時下旬になると憂鬱な気分に悩まされる
というのもSNSで知り合った中で1番仲の良かった友人が亡くなった時期と重なるからだ

彼が亡くなってから5年経つが未だに思い出す度悲しみが消えない

彼の訃報はご両親から連絡を受けて知り、その後に弔問をさせていただいた
またご両親と一緒に食事をさせていただいて、そこで彼の生前の話を聞いた

ここで泣かされた話をしよう
と、その前に彼との関係とその回想を話す

彼とは共通の趣味のjubeatで知り合って仲良くしていた
歳も同年齢だったのでお互い気が合いやすく別の話題でもよく話したりなどもあった
実際に彼とリアルで会ったのは亡くなるちょうど3ヶ月前
新宿で待ち合わせてゲーセン巡りをしながらロカマチで好きな曲や譜面の話をしながらプレーしてそれは楽しい時間だった
遊び疲れた後はご飯を食べに行ってそこでも話に花を咲かせた

ここでまた別の話になるが、僕は以前仲良くしていたグループからSNSでいきなり名指しでブロックされて、その後もボロカスに陰口をグループ内の人間同士で言われた経験がある
流石に僕も人の心があるので危うく人間不信になりかけた
というかしばらくなっていた
原因は僕側の彼らへの発言が水を差すようなものでそれが気に入らなかったらしい
当時の自身の発言を振り返ってみると確かに受け取り方によってはあまり気持ちのいい返しをしてなかったと客観視し、素直に申し訳ない思いでいっぱいだった
けれど、会って間もなく仲良くさせてもらっていたグループだったのでSNS上のメッセージとはいえ僕が傷つくには十分なものだった
報いとして受け入れるにはまだ若かったのでとても抱え込んでしまっていたのだが、彼が僕を励ましてくれたことでとても気が楽になって助けられた

こうした過去から、僕は彼に多大な恩があったのでその事を素直に話した
このことは僕にとって本当に助けられたことだったので直接言えてよかった
それを聞いた彼は照れる様子もなくむしろ当たり前だろといった感じで返してくれたのを今でもよく覚えている

話を戻すと、泣かされた内容というのが彼の母親の言葉だった
「彼ね、あなたの話をよくしてくれてて会った後なんてすごく良い子だったって言って私達に話してくれてたのよ~」

帰宅した後の1週間くらいはずっと憂鬱な気分で夜はずっと泣いてた

僕の感覚からすると、SNSで知り合った子を家族に話すなんてことをまずしないし、よっぽど仲のいい子しか話題に出さないのが普通
なはずだった…

家族に共有してくれるくらい仲のいい友人としていられたことを僕は誇りにしたい

そう素直に思えたのが泣き止んだ頃だった

彼と知り合ったきっかけのjubeatを大切にしたいという思いや彼の分までjubeatを楽しもうという思い
もちろん1番は自分がやっていて楽しいという気持ちからだが、そういった思いが僕が今jubeatを続ける理由の1つとなっているのだろう
…彼を忘れたくないからというのもあるかも

皆さんも自分の趣味や友人は大事にしてあげてくださいね

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