女子校は時代遅れではない

こんばんは、白ぶどうです。

最近「多様性」という言葉が大事にされていますが、私はかなり危険だと感じております。

「多様性」が大事だから、男子校、女子校は時代遅れという声を見かけると、ふざけんなと思います。

私の思う多様性とは、男子校も女子校も共学も認めることであり、全てを共学にすることでは無いです。

かくいう私は女子校出身なのですが、当然、女子校は残すべきだと考えております。

まず、前提として、男と女という2つの性を同一に扱うには限界があります。多様性、男女平等という言葉のせいで、これを忘れている方が多いと思います。

どう頑張っても女性は男性と同じくらいの筋肉量は得られないですし、男性は子供を産むことはできません。

男女平等とは、完全に同じように扱うことではなく、両方の性別の特徴を尊重することだと思います。

勉強に関しては男女差はあまりなさそうですが、脳の構造は男女で異なる事が分かっています。
脳梁と呼ばれる左脳と右脳を繋げる部分が女性の方が太く、言語化が得意だと言われております。

よく女性がおしゃべりで、愚痴を吐くのも、この脳梁が太いため、男性より頭と口が連動しやすいからみたいです。

身体だけでなく、脳の構造も違うのですから、男子には男子に合う教育、女子には女子に合う教育があると思います。

もちろん共学や男女混合社会にもいい点はありますが、男女平等の悪い側面として、どうしても、男性側の基準に合わせてしまっている、ということです。

そもそも学校や仕事というものが昔は男性だけのものでしたからね。

男女平等って言いつつ、結局社会が求めているのは「男性と同じように働ける女性」であり、妊娠や出産のことはほとんど考慮されていません。

このまま「男女平等」を履き違えたまま間違った男女平等が進めば、女性の立場はもっと低くなってしまいます。

ちょっと過激かもしれないですけれど、共学だけよりは男子校女子校だけの方がいいと思いますね。私は、あまり男女を混ぜることに対してメリットがあるとは思えません。

女子校は、女子に教育を与えるのが目的ではありますが、もうひとつの側面があります。

それは、シェルターです。

男性がいない環境というのは、女子にとって身体的安全が担保された状態です。

男子にはどうしても筋肉量で勝てないですから、トラブルがあると女子は殴られたら終わりです。

また、性的いやがらせからも女子を守ることができます。

もちろんレズビアンの方はいますし私の通っていたところにもいましたが、数が少ないのと、身体が女性であるってだけで殴られたら終わりなんてことは無いので、圧倒的に安全です。

これらの理由から女子校は残すべきだと考えております。

男子校に関してはあまりよく分からないので述べられませんが…

私もそうなのですが、男性不信の子は共学にはなかなか行けないと思います。

高校の頃はかなり男性不信が酷く、電車で隣に男性が座って来るだけで痴漢されるんじゃないか、殴られるんじゃないか、死ぬんじゃないかと思っていました。

しかし、進路に理系(しかも工学系)を選択したことで、男女比が4:1の大学へ。

大学に入ってからは、女子校だから男性が苦手なのだと思っていましたが、男子と関わることで余計苦手になっていきました。

かなりの割合の人が、女の人を人間扱いしておらず、性欲で動いているのだなと感じました。

童貞だからどうなの、彼女がいないからどうなの、とか、うざいなぁと思います。女の子を自分のステータスのために利用しないでほしい。

もちろんそうじゃない人もいて、そういう男の子とは大学の授業の内容について討論したり、宿題の答え合わせをしたり、高め合うことが出来ました。

後者のような男子とは、私の思う男女平等の社会を築けそうだと思いました。

しかし、前者のような男子が存在する限り、最初に掲げた「両方の性別を尊重する」意味での男女平等は不可能だと思います。こちらが人間扱いされていないですから、私も相手を尊重できません。

果たして、共学は本当にいいことなのでしょうか?

経営難で共学化する学校が多いですが、悲しいですね。

長くなりましたので、今回はここで終わりにします。読んでくださりありがとうございました。

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